1~1件を表示中(全1件中)
王宮(フエ)
Hue Imperial City / Hoàng Thành Huế
フエの王宮は、19世紀から20世紀に栄えたグエン朝ゆかりの建造物群で、ベトナムで初めての世界遺産である「フエの歴史的建造物群」の構成資産のひとつです。北京の故宮を参考にし、その約4分の3の規模で建設されました。フォーン川の左岸に位置し、高さ約6.6m、幅約21mという大城壁に囲まれた、一辺約2.2kmの正方形の都城です。東洋思想やベトナムの伝統、西洋の軍事建築であるヴォーバン様式の要素を取り入れて建設計画が進められました。南側にある正門(午門)を抜けるとあらわれる太和殿は、皇帝の政務の空間でした。中国明清時代の構造技法を踏襲した建築様式となっており、中には皇帝の座した金色の玉座が残っています。太和殿の柱の一部には、5本の指の龍が巻き付くデザインが施されており、これは皇帝を象徴するものとされています。