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アーヘンの大聖堂
Aachen Cathedral
アウクスブルクの水管理システム
Water Management System of Augsburg
アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群
Caves of Aggtelek Karst and Slovak Karst
アルタの岩絵群
Rock Art of Alta
イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路
Birthplace of Jesus: Church of the Nativity and the Pilgrimage Route, Bethlehem
エルサレムの南約10kmに位置するベツレヘムはイエス・キリストの生誕地とされています。339年にローマ皇帝コンスタンティヌス1世の時代にイエスが誕生したとされる洞窟を中心に最初の聖誕教会が建てられました。この教会は6世紀に焼失し現在はその一部を地下に残すのみですが、この上に現在の聖誕教会が建てられています。現在の聖誕教会は6世紀半ばに建てられたもので、これは日常的に使用されているキリスト教の教会としては最古のものです。その後十字軍の時代にこの地におけるキリスト教の影響力が強まったことで、聖誕教会の周辺には複数の教会が建造されました。世界遺産としては、聖誕教会に隣接する聖カタリナ教会や、フランシスコ修道会、アルメニア正教会、ギリシャ正教会の各修道院、鐘楼、庭園なども含まれています。また、この地はキリスト教信者にとっての重要な聖地であるだけでなく、イスラム教徒にとっても聖地の一つとされています(ナザレのイエス(イエス・キリスト)はイスラム教において預言者の一人とされています)。
ヴァルトブルク城
Wartburg Castle
ヴァルトブルク城は、ドイツ中部アイゼナハ市の南の田園地帯の中にある400mほどの高台に建つ城です。その歴史は古く、一説では1067頃に創建されたとの記録もあり、12世紀頃に建てられた城館は、アルプス以北で最も美しく保存状態の良いロマネスク様式の建築のひとつとされています。中世には芸術を愛したテューリンゲン方伯の居城であり、伝説的な歌合戦の舞台として知られ、これを元にリヒャルト・ワーグナーのオペラ『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』を作曲しています。また、ドイツの宗教改革の中心人物として知られるマルティン・ルターが、カトリック教会から破門され罪に問われていた際に、時のザクセン選帝侯にかくまわれ、新約聖書をドイツ語に翻訳した地としても知られています。
ヴィルヘルムスヘーエ丘陵公園
Bergpark Wilhelmshöhe
ウヴス・ヌール盆地
Uvs Nuur Basin
モンゴルとロシアにまたがって広がる総面積10,688㎢のウヴス・ヌール盆地のうち、12の保護地区で構成される8,980㎢が世界遺産に登録されています。浅く塩分濃度の高い、モンゴル最大の塩湖であるウヴス・ヌール湖を中心にモンゴル側に5つ、ロシア側に7つの構成資産が点在しています。区域内には4,000m級の山々から標高約800mのウヴス・ヌール湖に至るまで、タイガやツンドラ、砂漠、ステップ、湿地帯など多様性に富んだ気候環境が存在しています。また、更新世から残る氷河や氷河湖なども存在しており、氷河期以降の気候の変化を知る上でも科学的に重要な意義を持っています。域内の動植物においても固有種や遺存種が多数含まれており、生態系においても豊かな多様性を有しています。山岳地にはアルガリやシベリアアイベックス、シベリアヤマネコ、絶滅危惧種として知られるユキヒョウなどが生息し、砂漠にはトビネスミやアレチネズミ、マヌルネコなどが生息しています。また、水鳥にとっても重要な位置を占めており、シベリア、中国、南アジアを移動する渡り鳥の中継地として機能しています。
ヴェガエイヤン:ヴェガ群島
Vegaøyan – The Vega Archipelago
ヴェルラの砕木パルプ・板紙工場
Verla Groundwood and Board Mill
ヴルコリニェツの伝統的集落
Vlkolínec
ウルネスの木造教会
Urnes Stave Church
オリーヴとワインの土地-バッティールの丘:南エルサレムの文化的景観
Palestine: Land of Olives and Vines – Cultural Landscape of Southern Jerusalem, Battir
カルアトル・バーレーン:古代の港とディルムンの都
Qal’at al-Bahrain – Ancient Harbour and Capital of Dilmun
カルパティア山脈のスロバキア側の木造教会群
Wooden Churches of the Slovak part of the Carpathian Mountain Area
ガレリウス帝の宮殿、ガムジグラード-ロムリアーナ
Gamzigrad-Romuliana, Palace of Galerius
グアナカステ保護地区
Area de Conservación Guanacaste
コスタリカ北西部に広がる『グアナカステ保護地区』は、国土面積(約5万1,000㎢)の約2%を占める約1,040㎢の陸地部分と、約430㎢の海域部分から構成されています。広範囲な地域を包含することで、標高2,000m以上の雲霧林やカリブ海側の熱帯湿潤林、太平洋側の熱帯乾燥林など多様な自然環境が保全されている地域となっています。陸地部分には上記のような様々な森林形態に加え、変化に富んだ海岸線や広大な湿地、無数の水路、標高1,916mのリンコン・デ・ラ・ビエハを頂点とするグアナカステ山脈などを含んでいます。一方、海域には無人島や小島が点在しています。沖合には栄養分を豊富に含んだ海流が流れる影響で植物プランクトンが多く、生物の重要な餌場となっています。
クヴェートリンブルクの旧市街と聖堂参事会教会、城
Collegiate Church, Castle and Old Town of Quedlinburg
ケルンの大聖堂
Cologne Cathedral
コソボの中世建造物群
Medieval Monuments in Kosovo
古都ホイアン
Hoi An Ancient Town
コルヴァイの修道院に残るカロリング朝時代の西構えと修道院都市遺構
Carolingian Westwork and Civitas Corvey
この遺産は、ドイツ西部のノルトライン=ヴェストファーレン州の東端に位置するヘクスター市に位置する建造物群です。コルヴァイはカロリング朝期で最も影響力があるとされた修道院の一つで、当時、最高の権威を誇る図書館があったことでも知られています。現在の修道院の大部分は17世紀末に再建されたものですが、西構え(ヴェストヴェルク)はカロリング朝期のオリジナルが保存されている数少ない例となっています。1階には円柱と支柱を備えたオリジナルのヴォールト天井のホール、2階には三方をギャラリーで囲んだメインルームなどが保存されています。これらは歴史学的に貴重な実例というだけでなく、その後のヨーロッパの文化の発展において、ロマネスクやゴシックといった教会建築の基礎となった点でも重要な意味を持っています。
コルキスの多雨林群と湿地群
Colchic Rainforests and Wetlands
ジョージア西部の黒海東岸の全長80㎞のエリアに位置する7つの構成資産からなる自然遺産です。この地域内には海抜0mから2,500mを超える高地が含まれており、典型的なコルキス生態系を連続的に見ることができます。コルキスの多雨林は氷河期を生き延びた世界で最も古い温帯広葉樹林の一つとされ、その森林には、第三紀の氷河期を生き延びた絶滅危惧種や遺存固有種などが数多く存在しています。これはこの地域の気候条件が非常に安定していることを示しており、1,000万年から1,500万年にもわたる森林相の多様な進化の過程を残す貴重な証拠となっています。また、この地域には44種の絶滅危惧種を含む約1,100種の維管束植物や約500種の脊椎動物、その他多数の無脊椎動物が生息しています。このなかにはコルキスチョウザメなど19種の絶滅危惧種が含まれています。
サガルマータ国立公園
Sagarmatha National Park
鹿石と関連する青銅器時代の遺跡群
Deer Stone Monuments and Related Bronze Age Sites
モンゴル中央部のハンガイ山脈の周辺には、紀元前1,200~前600年頃に建造されたと考えられる鹿石と呼ばれる巨石記念物とその周辺の祭祀跡からなる複合的な記念碑があります。ユーラシアの草原地帯では約1,500基もの鹿石が発見されており、その80%以上がモンゴルで発見されています。鹿石は概ね3つのタイプに分類されますが、そのうちのモンゴルタイプに分類されるものは様式化された牡鹿の像が刻まれているのが特徴で、大きなものは高さ4mにも及びます。このうち、世界遺産にはホイド・タミール、ジャルガランティン・アム、ウルティン・ヴラグ、オーシギーン・ウブルの4つの遺跡が登録されています。主として、鹿石、ヘレクスル(中央の丸い石塚と周辺の円形もしくは方形の石囲いを持つ積石塚)、生け贄の祭壇、人や馬の骨などで構成されており、いずれも後期青銅器時代の遊牧民族の葬送文化を知る上で貴重な遺跡とされています。
修道院の島ライヒェナウ
Monastic Island of Reichenau
スイスとの国境に位置するボーデン湖にあるライヒェナウには、724年に創立されたベネディクト会の修道院の痕跡が今も残されています。ライヒェナウ修道院の主聖堂である中修道院には、カロリング期に由来する十字型のバシリカがあり、これはヨーロッパの十字型聖堂の貴重な例となっています。聖マリア・マルコ聖堂はその身廊とつながっており、ヨーロッパにおける文化史の重要な証拠の一つです。下修道院の聖ペテロ・パウロ聖堂の壁画「キリストの栄光」は、ドイツの初期ロマネスク美術の傑作とされています。また、上修道院の聖ゲオルク聖堂では、10世紀から11世紀に描かれたフレスコ画が有名で、アルプス北部において10世紀以前から保存されている風景壁画としては唯一の作品となっています。
シュコツィアンの洞窟群
Škocjan Caves
スロベニア南西部のクラス高原に位置する413万㎢にも及ぶ保護区で、世界最大級の地下河川渓谷の一つでもある、類い希な石灰岩洞窟群です。この壮大な地下渓谷は、クロアチアとの国境付近を源流とするレーカ川が石灰岩を削って作り上げた地形で、レーカ川はシュコツィアン村のすぐ東側で一旦地下に入り、村のすぐ西側にあるヴェリカとマラと呼ばれる二つの大きなドリーネで顔をのぞかせた後、アドリア海の最深部のトリエステ湾にそそぐティマヴォ川の水源となるまで約30㎞以上も地下を流れていきます。長さ3.5km、幅10~60m、高さ100mを超えるシュメチャ川をはじめとする地下渓谷の延長は6kmにも及び、多数の地下空間を形成しています。中でも最大のマルテルホールは容積約220万㎥を誇り、スロベニアで発見された最大の地下空間であり、世界でも最大級の地下空間の一つと考えられています。また、洞窟群とその周辺地域は、カルスト地形の主要な場所となっており、「カルスト」や「ドリーネ」の語源としても知られています。
首長ロイ・マタの旧所領
Chief Roi Mata’s Domain
シュトラールズントおよびヴィスマールの歴史地区
Historic Centres of Stralsund and Wismar
シュトラールズントとヴィスマールは、ともに13世紀に築かれたバルト海沿岸の都市で、13世紀から15世紀にかけてはハンザ同盟の重要な役割を果たす都市として発展しました。1618年から1648年にかけて戦われた三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約によってともにスウェーデン領となった後は、スウェーデンにおける主要な行政・防衛の拠点となりました。このような経緯から、この地域の建築物は、バルト海沿岸のハンザ都市の特徴であるレンガ建築技術の伝統を伝えつつ、スウェーデン時代の軍事上における建築技術の発展の痕跡も残すという特徴を持っています。特に主要な教区教会やシュトラールズントの市庁舎、ディーレンハウスなどの商業建築には、建築技術と都市形態の発展の証拠が見られます。
シュパイア、ヴォルムス、マインツのユダヤ人共同体(シュム)関連遺産群
ShUM Sites of Speyer, Worms and Mainz
ライン川上流域のシュパイア、ヴォルムス、マインツの3つの都市に残る4つのユダヤ人関連資産が世界遺産として登録されています。これらの3都市にはディアスポラによって離散したユダヤ人のうちドイツや東欧に定住した人々を指す、アシュケナジムのコミュニティが存在していました。世界遺産には、シュパイアのユダヤ人裁判所、ヴォルムスのシナゴーグと旧ユダヤ人墓地、マインツの旧ユダヤ人墓地の4つの資産が登録されています。これらは10世紀以降のユダヤ人共同体の生活を示す貴重な証拠であるとされ、特に11世紀から14世紀にかけてのアシュケナジム特有の慣習の発現と共同体の発展、定住様式などを具体的に反映しています。遺産名に含まれている「シュム(ShUM)」という名称はヘブライ語でシュパイア、ヴォルムス、マインツの頭文字を表しています。