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ケーン・クラチャーン森林関連遺産群
Kaeng Krachan Forest Complex
トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区
Thungyai-Huai Kha Khaeng Wildlife Sanctuaries
ドン・パヤーイェン-カオ・ヤイの森林群
Dong Phayayen-Khao Yai Forest Complex
タイ東部に位置する『ドン・パヤーイェン-カオ・ヤイの森林群』は、4つの国立公園と1つの保護区からなる、総面積6,155㎢に及ぶ広大な山岳地帯です。標高1,000〜1,350mの山々が連なり、北にはメコン川へ続く支流が、南には滝や渓谷が点在するなど、豊かな自然環境が広がっています。モンスーンの影響を受けた熱帯雨林には800種を超える動物が暮らし、トラやアジアゾウ、ベンガルヤマネコ、バンテンといった大型の野生動物も確認されています。さらに、この地域には世界的に重要とされる絶滅危惧種5種や危急種19種が含まれ、多様な命の生存を支えています。他にも、2種のテナガザルが生息する貴重な場所であり、渡り鳥の中継地としても欠かせない役割を果たしています。タイのモンスーン林として最後に残された広大な熱帯生態系は、いまも多様な命を育む場所であり、地球規模で守るべき価値を持っています。