World Heritage Sites

世界遺産一覧

(登録基準(iii)(viii))

ウィランドラ湖地域

Willandra Lakes Region
ウィランドラ湖地域
オーストラリア大陸の南部、旧マンゴ湖周辺の砂漠地帯にある約1万5,000年前に干上がった乾燥湖です。ここはアフリカ以外で現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスが生活していた痕跡が残る最古の地で、4~5万年前から先住民アボリジナル・ピープルが暮らしていました。かれらの描いた岩絵跡も残っており、複合遺産となっています。この地域からは、26,000年前に火葬された女性の骨など百数十体のホモ・サピエンス・サピエンスの骨が出土しており、世界最古の火葬場や植物食物の採集システムの痕跡も見つかっています。ウィランドラ湖は、新生代更新世(約25万年前~約1万2000年前まで)に4回あったとされる氷河期にも凍らなかったとされ、この期間の環境や生態系の変化、さらには現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスの文化や生活の変遷を知ることのできる貴重な場所となっています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1981年 / 登録基準: (iii)(viii)
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サーメ人地域

Laponian Area
サーメ人地域
スウェーデン北部、北極圏のラップランドは、高い山々、原生林、広大な沼地、美しい湖や川が織りなす壮大な自然景観を有しています。この地域のうち、スウェーデン最北端に位置する4つの国立公園(パディエランタ、サーレク、ストーラ・シェーファレット、ムッドゥス)と2つの国立自然保護区(シャウンニャ、ストゥッバ)、スリチェルマ氷河地帯、チューオルタ渓谷、ラパダーレ・デルタを含む約9,400km2の地域は、氷河によって形成された自然環境と、そこに暮らすサーメ(ラップ)人の文化が息づく地域として、複合遺産に登録されています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スウェーデン王国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1996年 / 登録基準: (iii)(v)(vii)(viii)(ix)
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タスマニア原生地帯

Tasmanian Wilderness
タスマニア原生地帯
オーストラリア大陸の南に位置するタスマニア島は、かつてゴンドワナ大陸の一部でオーストラリアと陸続きだった島です。2万1,000年前頃に、海水面の上昇によって本土と海峡で隔てられました。タスマニア島では、太古の姿を保った植物や独自の進化を遂げた動物が見られます。1982年に自然遺産として世界遺産登録されましたが、1989年には文化遺産の価値も認められて、複合遺産になりました。氷河の流動によって大地が浸食され、平坦な山頂や荒々しい斜面、多数の湖が誕生し、世界最大規模の壮観な原生地帯だといわれています。世界遺産には7つの国立公園にまたがる、総面積約1万5,842㎢のエリアが登録されています。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1982年 / 登録基準: (iii)(iv)(vi)(vii)(viii)(ix)(x)
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タッシリ・ナジェール

Tassili n'Ajjer
タッシリ・ナジェール
タッシリ・ナジェールは、サハラ砂漠の深奥部にある台地で、いまから6,000年ほど前の先史時代の岩絵が多く残る地です。「タッシリ・ナジェール」とは現地のトゥアレグ族の言葉で「水流の多い地」という意味ですが、現在は砂漠のなかの不毛な地で、まるで月面のような風景が広がり、浸食された砂岩が立ち並ぶ「岩の森」とも呼ばれる景観となっています。岩のくぼみには牛の群れやワニ、小舟、狩猟や舞踏など15,000点以上の岩絵が残されています。これらにより、ここはかつて湿潤で緑豊かな地であったことがわかります。サハラの気候変動・砂漠化と動物や人々の生活を知るための重要な岩絵群です。
地域: アフリカ / 国名: アルジェリア民主人民共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1982年 / 登録基準: (i)(iii)(vii)(viii)
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パパハナウモクアケア

Papahānaumokuākea
パパハナウモクアケア
パパハナウモクアケアは、ハワイ諸島の北西250~1931kmの広範囲に連なる小島と環礁からなる、広大かつ孤立した島嶼群に付けられた名称です。総面積は約362,075㎢におよび、世界最大級の海洋保護区の一つとされています。この地域は、比較的静止したホットスポットと安定したプレート運動の結果として形成された海山列を示す好例であり、ハワイ・エンペラー海山列の大部分を占めています。世界最長かつ最古の火山列の大半を構成するパパハナウモクアケアは、プレートテクトニクス理論およびホットスポットに関する理解を形成する上で、極めて重要な役割を果たしてきました。地質学的にはハワイ火山国立公園と密接に関連しており、ホットスポット火山活動の重要な証拠を共有しています。
地域: 北米 / 国名: アメリカ合衆国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)(vi)(viii)(ix)(x)
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ピレネー山脈のペルデュ山

Pyrénées - Mont Perdu
ピレネー山脈のペルデュ山
フランス・スペインの国境にまたがるピレネー山脈のペルデュ山は、標高3,352mを誇る石灰岩の山で、雄大な自然の中に希少な野生動物が暮らす地域として有名です。スペイン側にはヨーロッパ最大にして最深の渓谷が2つあり、フランス側の北斜面には3つの主要なカール壁(圏谷壁)が見られます。また、ペルデュ山に残る村落、畑、牧草地などの農業生活様式は、ヨーロッパの山岳地帯では希少となった放牧を中心とした山での伝統的な暮らしを知ることのできる重要な場所となっています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スペイン, フランス共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1997年 / 登録基準: (iii)(iv)(v)(vii)(viii)
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