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ピントゥラス川のクエバ・デ・ラス・マノス
Cueva de las Manos, Río Pinturas
武夷山
Mount Wuyi
プエルト・プリンセサ地下河川国立公園
Puerto-Princesa Subterranean River National Park
ブリムストーン・ヒル要塞国立公園
Brimstone Hill Fortress National Park
カリブ海のセント・キッツ島にあるブリムストーン・ヒル要塞は、17~18世紀のイギリスの軍事建設として、典型的な要塞です。英国軍の設計に基づき、アフリカ人奴隷によって建設され、100年以上の建築期間を経て巨大な要塞となりました。この要塞は、高さ230mの2つの峰を持つ火山丘の地形を利用して、沿岸防衛と市民の避難場所として機能しました。セント・キッツ島は、ヨーロッパ人(特にフランス人とイギリス人)によって植民地化された最初の西インド諸島として、この地域の覇権をめぐる戦いの舞台でした。ブリムストーン・ヒルがヨーロッパ人の軍事目的に使われたのは、1690年にイギリス人がフランス人を追い出すために大砲を設置したのが始まりです。1853年に英国軍が撤退した後も多くの遺構が残されており、植民地時代の歴史と軍事建築の発展を物語る貴重な遺産です。
ベームスター干拓地(ドゥローフマーケライ・デ・ベームスター)
Droogmakerij de Beemster (Beemster Polder)
ベームスター干拓地は、17世紀初頭に造られた、オランダにおける干拓地の並外れた事例です。この干拓地は、新しい農地と田舎の住宅地の開発、さらに低地における洪水対策を目的に、1612年にベームスター湖を干拓して完成したものです。それ以前にも干拓は行われていましたが、風車技術の改良によって、ベームスター干拓地は約72㎢という広大な面積を対象とした最初の大規模干拓事業となりました。干拓地は、古典期およびルネサンス期の都市・建築理論に基づいて、合理的かつ幾何学的なパターンによって設計されています。この知的かつ創造的な景観は、古代とルネサンスの理念を干拓景観の設計に応用した計画の傑作であり、のちのヨーロッパおよび世界各地の干拓事業に深く、長期的な影響を与えました。
ベルギーとフランスの鐘楼群
Belfries of Belgium and France
ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)
Museumsinsel (Museum Island), Berlin
ベルリンを流れるシュプレー川の中州にあるベルリンの博物館島(ムゼウムスインゼル)は、都市の中心に位置する歴史的および芸術的に重要な個別の博物館群で構成された建築群です。これらの5つの博物館は、1824年から1930年にかけて著名なプロイセンの建築家によって建設されました。ベルリンの博物館島は、都市公共フォーラムの都市および建築的実現の驚くべき例であり、都市にとってアクロポリスのような象徴的価値を持っています。その希少な計画と建築の連続性、および1世紀以上にわたるコンセプトの一貫性が高く評価されています。建築的価値は、5つの博物館が所蔵する重要なコレクションと切り離せないものであり、それらは文明の進化を証明しています。展示されるコレクションとの有機的関係を設計した博物館内の建築空間は、内装の一部として組み込まれるか、枠組みとして解釈されるなど直接的なつながりを持っています。
ホルトバージ国立公園:プスタ(大平原)
Hortobágy National Park - the Puszta
中央ヨーロッパ西部から東ヨーロッパにかけて、プスタという大平原が広がっています。その大部分をハンガリーが領有していますが、ハンガリー東部のプスタは『ホルトバージ国立公園』の名で世界遺産に登録されています。なお、同国立公園はハンガリー初の国立公園であり、湿地林や三日月湖、沼地なども広がり、1979年にラムサール条約にも登録されています。ただ、世界遺産に関しては、プスタ自体の遺産価値は現在認められておらず、この地で2,000年以上にわたって伝統的な牧畜利用がされてきたことや、人と自然が調和した文化的景観が認められ、自然遺産ではなく文化遺産として登録されています。この地は放牧に適しており、何と紀元前2000年頃から遊牧民が移住してきたということもわかっています。
マデイラ島の照葉樹林
Laurisilva of Madeira
首都リスボンから南西へ約1,000km離れた大西洋上にあるポルトガル領マデイラ島の照葉樹林は、約6,500万〜170万年前という、氷河期以前の太古の姿を残した森林地帯です。ラウリシルヴァと呼ばれる照葉樹林は生物多様性において重要な場所で、約90%が原生林であると考えられています。森林では昆虫やクモ類、軟体動物などを含む500種以上の固有の無脊椎動物が生息しており、マデイラ島を代表するエキウム・カンディカンスなど固有の植物も多く見ることができます。ここでは、少なくとも66種の固有な維管束植物が生息しています。鳥類でも2種の固有種が確認されており、そのひとつがマデイラ島を象徴するマデイラバトです。
マラムレシュの木造教会群
Wooden Churches of Maramureş
ミーソン聖域
My Son Sanctuary
ミグアシャ国立公園
Miguasha National Park
ミグアシャ国立公園は、カナダ東部ケベック州の南東部、ガスペ半島南岸に位置する古生物学的遺跡です。1985年に設立された総面積87万㎡の園内では、「魚の時代」として知られる古生代デボン紀(約4億1,000万年~約3億6,000万年前)の魚類化石を中心に、保存状態がきわめて良好な化石標本が約1万3,000点発見されています。園の中核をなすのは「エスクミナック層」と呼ばれる地層です。この地層は、デボン紀後期にあたる約3億7,000年前に形成され、脊椎動物を中心とする重要な化石群を多数含んでいます。エスキュミナック層は長さ約8km、幅約1kmに及び、地層の露出部が公園の主要部分を構成しています。なかでも重要なものは、肉鰭類(にくきるい)と呼ばれる魚類の化石です。肉鰭類は、四股のようなヒレをもち、陸上脊椎動物の起源とされています。このグループに属するユーステノプテロンは、頭蓋骨の形から両生類の祖先に近いとも考えられており、脊椎動物の進化の過程を解き明かす古生物学上の貴重な標本となっています。
ミケーネとティリンスの考古遺跡
Archaeological Sites of Mycenae and Tiryns
ホメロスの『イリアス』を史実と信じ、トルコのトロイア遺跡を発掘したシュリーマンは、あまりにも有名な考古学者です。彼はさらに、「黄金に富める国」と謳われたミケーネを求めて発掘を続けました。トロイア遺跡発掘から3年後の1876年、彼はついにミケーネの都市遺跡から円形墳墓や黄金のマスクなどを発見し、歓喜したのです。ミケーネを中心とするミケーネ文明は紀元前1600年から前1100年の間に地中海世界に広がった文明であり、クレタ文明と並ぶエーゲ文明の代表的な文明として知られています。戦士を社会の中枢に据えた武力社会だったとされ、海洋的と評されたクレタ文明とは真逆の社会だったようです。また、ミケーネの支配下にあったティリンスもシュリーマンにより発見され、同じく世界遺産に登録されています。
南アフリカの人類化石遺跡群
Fossil Hominid Sites of South Africa
南アフリカ北東部のスタークフォンテン渓谷一帯には多くの石灰岩洞窟があります。ここからは、400万年前から100万年前の間に生きていた初期人類の化石が多数出土しており、アフリカ大陸が人類発祥の地であることを明らかにするものです。スタークフォンテン渓谷は、1999年にスワートクランズ、クロムドラーイ地区とともに世界遺産登録され、2005年にはマカパン渓谷、タウング頭骨化石遺跡が追加登録されました。これらの遺跡群では、現在もなお新しい発見が続いています。20世紀末には「リトル・フット」と称される367万年前の猿人の骨格化石が、2013年には「ホモ・ナレディ」と命名された、新種のヒト属の化石も発見されています。
リトミシュル城
Litomyšl Castle
歴史的要塞都市カンペチェ
Historic Fortified Town of Campeche
ロベン島
Robben Island
ロレンツ国立公園
Lorentz National Park