World Heritage Sites

世界遺産一覧

(2007年登録)

アツィナナナの熱帯雨林

Rainforests of the Atsinanana
アツィナナナの熱帯雨林
アツィナナナの熱帯雨林は、インド洋に浮かぶマダガスカルの北東部から南東部にかけて点在します。これは、島で最大のマソアラ国立公園や、26種のキツネザルや多くの鳥類が暮らすラノマファナ国立公園など、6つの国立公園で構成される自然遺産です。海辺から標高2,500メートルを超える山地まで、さまざまな環境に熱帯雨林が広がります。この島は、かつてゴンドワナ大陸の一部でしたが、約6000万年から8000万年前に、ほかのすべての陸地から分離し、孤島となりました。そのため、ここに生息する動植物は孤立しながらも独自の進化を遂げていきました。
地域: アフリカ / 国名: マダガスカル共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ix)(x)
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石見銀山遺跡とその文化的景観

Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape
石見銀山遺跡とその文化的景観
石見銀山は、16世紀から20世紀にかけて銀の採掘が行われた鉱山遺跡で、鉱山跡、精錬施設、鉱山町、街道、港町などが含まれます。これらの遺構は、当時の銀生産技術や人々の暮らしを物語っており、特に600ほどある手掘りの坑道「間歩」は、ノミと金槌で掘られた跡が残っており、当時の技術を今に伝えています。 また、銀生活や住民たちの生活で仕様された薪炭材の供給源であった森林をはじめ、豊かな自然環境も残されています。
地域: 東・東南アジア / 国名: 日本国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iii)(v)
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ヴィシェグラードのメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋

Mehmed Paša Sokolović Bridge in Višegrad
ヴィシェグラードのメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋
ヴィシェグラードのメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋は、オスマン帝国の大宰相メフメド・パシャ・ソコロヴィッチの命令により、16世紀末に宮廷建築家ミマール・コジャ・スィナンによって建設されました。この橋は、オスマン帝国の記念碑的な建築と土木工学の最盛期を特徴づけるものです。全長179.5m、11の石造アーチ(径間11m〜15m)からなり、川の左岸には直角に曲がった4つのアーチを持つアクセススロープが設けられています。橋全体の比類ない優雅な均整と荘厳な風格は、この建築様式の偉大さの証となっています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ボスニア・ヘルツェゴビナ / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iv)
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開平の望楼群と村落

Kaiping Diaolou and Villages
開平の望楼群と村落
中国南部、広東省の開平に広がる田園地帯には、望楼(ディアオロウ)と呼ばれる塔状の建造物が約1,800棟も点在しています。そのうち20棟が世界遺産に登録されています。望楼とは、複数の家族が非常時に利用した共同塔、裕福な個人が建てた要塞兼住居である住宅塔、そして監視塔という3つの形態を持つ多層構造物です。これらは、16世紀以降に増加した盗賊の襲撃や河川の氾濫から身を守るための住居として建設されました。その背景には、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、北米やオーストラリア、南アジアなどへ渡った開平出身の華僑の存在があります。彼らの資金提供によって、1920~30年代には望楼建設の最盛期を迎えました。建材には石、レンガ、コンクリートなどが用いられ、中国の伝統建築と西洋の建築様式が融合した独特の姿をしながらも、周囲の景観と見事に調和して立ち並んでいます。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)
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カルパティア山脈と他のヨーロッパ地域のブナ原生林

Ancient and Primeval Beech Forests of the Carpathians and Other Regions of Europe
カルパティア山脈と他のヨーロッパ地域のブナ原生林
ヨーロッパの広範囲に広がる10種のブナ原生林は、氷河期後期からの生物進化やブナの分化の過程が知れる貴重な遺産です。ブナの他にもヨーロッパナラをはじめ、絶滅の危機に瀕した80種を含む1,067種の植物や101種の鳥類、73種の哺乳類などが登録地に生息しています。また、広大な森林には、IUCNのレッドリストにも記載されているキンメフクロウも生息しています。2007年にスロバキアとウクライナの世界遺産として登録されましたが、その後、登録範囲が順次拡大されていきました。この地のブナ原生林は、現存するヨーロッパブナ(ファグス・シルヴァティカ)の原生林として世界最大であり、その中には世界最樹高のブナの標木も含まれています。
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ガレリウス帝の宮殿、ガムジグラード-ロムリアーナ

Gamzigrad-Romuliana, Palace of Galerius
ガレリウス帝の宮殿、ガムジグラード-ロムリアーナ
ローマ皇帝(在位:305~311)ガイウス・ウァレリウス・マクシミアヌス・ガレリウスによって建造された街で、彼の母ロムラの名を取ってロムリアーナとも呼ばれていました。ガレリウスはローマ帝国を4分割し、二人の正帝と二人の副帝によって統治していた時代(テトラルキア時代)の皇帝で帝国の東側を統治した皇帝の一人で、古代ローマの属州モエシアの農民出身から軍人となり皇帝となった人物です。ガムジグラードは、彼が政治の表舞台を去った後の余生を過ごした地で、彼の生誕地でもあります。
地域: ヨーロッパ / 国名: セルビア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iii)(iv)
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古代都市サーマッラー

Samarra Archaeological City
古代都市サーマッラー
イラクの首都バグダードの北西約130km、ティグリス川沿いに位置する『古代都市サーマッラー』は、9世紀にイスラム王朝のアッバース朝の首都として栄えた都市の遺跡です。当時アッバース朝は中央アジアから北アフリカまでを支配し隆盛を誇っていました。サーマッラーは、当時の都市遺跡としては現在唯一原形を残しているもので、都市計画の平面プランや数々の特徴的な建築物、彫刻やモザイクなどが残っています。また、イスラム教シーア派の聖地ともなっています。
地域: 西・南アジア / 国名: イラク共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)
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ゴブスタン・ロック・アートの文化的景観

Gobustan Rock Art Cultural Landscape
ゴブスタン・ロック・アートの文化的景観
アゼルバイジャン中部の半砂漠地帯に位置するゴブスタンは、巨石に彫られた岩絵の宝庫です。1930年に発見され、その後本格的な調査が行われました。最終氷期以降、数万年にわたって描かれた保存状態の良い岩絵が6,000点以上残されており、有史以前の狩猟の様子や動物、植物、生活様式などが表現されています。写実的な描写を特徴とするこれらの絵には、当時この地が湿潤だった時代に生息していたと考えられるスイギュウやヤギなどの野生動物、実物よりも大きく描かれた人間、船などが題材となっています。狩猟の場面や、シカなどの動物を生贄とした宗教的あるいは呪術的な集団儀式の様子を描いたものもあり、先史時代の人々の生活様式や信仰形態を伝えています。また、この一帯には最終氷河期以降、旧石器時代後期から中世にかけてこの地に暮らしていた人々の洞窟住居や埋葬地などの遺跡も点在しています。
地域: 西・南アジア / 国名: アゼルバイジャン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iii)
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コルフの旧市街

Old Town of Corfu
コルフの旧市街
アルバニアとギリシャの西海岸沖のコルフ島にある『コルフの旧市街』は、アドリア海の入口に存在し、昔から戦略的に重要な場所でした。起源は紀元前8世紀頃と言われており、コリント人が植民都市ケルキラを建設したのが始まりです。以降、ローマやナポリと交易をして栄えたといわれています。15世紀からは、この島は約4世紀にわたりヴェネツィア共和国の支配下に入り、ビザンツ帝国との交易路の安全確保に必要な島となりました。19世紀にはイギリスの支配下に置かれましたが、最終的にはギリシャ政府に返還されました。
地域: ヨーロッパ / 国名: ギリシャ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iv)
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シドニーのオペラハウス

Sydney Opera House
シドニーのオペラハウス
オーストラリアのシドニー湾に突き出た半島の先端ベネロング・ポイントに、1973年に建設されたコンサート・ホールとオペラ劇場他の複合施設です。国際的な設計コンペティションが行われ、選ばれたのはデンマーク人の建築家ヨーン・ウッツォンの設計案でした。白い貝殻を重ねたような彼の斬新なデザインは当時は奇異の目で見られたこともありましたが、いまでは「20世紀建築の傑作」と称されています。現代技術を駆使して建設されたこのオペラハウスは、創造性と革新性を兼ね備えた20世紀の偉大な建築作品であると言えます。
地域: オセアニア / 国名: オーストラリア連邦 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (i)
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済州火山島と溶岩洞窟群

Jeju Volcanic Island and Lava Tubes
済州火山島と溶岩洞窟群
韓国最南端の火山島である済州島は、漢拏山自然保護区、城山日出峰、拒文岳溶岩洞窟群の3地域が世界遺産に登録されています。これらの地域は、総面積約188.5㎢にわたります。済州島は約120万年前に誕生した火山島で、標高1,950mの漢拏山が韓国最高峰としてそびえ立っています。周辺には火山活動によって生まれた滝や奇岩、火山湖など、息を呑むような景観が広がっており、高山植物の宝庫でもあります。また、拒文岳の噴火により約30万〜10万年前に形成された拒文岳溶岩洞窟系は、その長さと複雑さから「世界で最も優れた洞窟システム」と評されています。これらの地域は、地球の形成と進化に関する重要な証拠であり、自然の壮大さを感じさせてくれます。
地域: 東・東南アジア / 国名: 大韓民国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (vii)(viii)
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中国南部のカルスト地帯

South China Karst
中国南部のカルスト地帯
中国南部には世界最大級のカルスト地帯が広がります。カルストとは石灰岩地域で雨水や地下水などの溶食でできた特殊な地形で、ここは約2億5,000万年前(中生代三畳紀)から形成され、今も浸食によって変化し続けています。世界遺産に登録されているのは、雲南省石林、貴州省茘波、重慶市武隆、広西チワン族自治区の桂林など約97,000㏊で、7つのカルスト群が含まれています。これらの地域では、円錐形の山が点在する峰叢カルストや、峰叢カルストの溶食がさらに進行した峰林カルスト、ドリーネというすり鉢状の窪地、溶食されずに残ったピナクルなど多様な奇観が広がっています。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (vii)(viii)
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テイデ国立公園

Teide National Park
テイデ国立公園
大西洋に浮かぶカナリア諸島最大の島、テネリフェ島にあるテイデ国立公園は、スペイン最高峰の3,718mの頂を持つ成層火山テイデ山を中心とした総面積約190㎢の国立公園です。テイデ山は海底からだと7,500mの高さに達し、世界で3番目に高い火山構造物とされています。直近では1798年噴火し、現在も硫黄を噴出するなど長期にわたって火山活動を続けるこの山は、クレーターや成層火山などの多様な火山地形が見られるほか、地球史や海洋火山の形成過程を知るうえで重要な場所とされています。
地域: ヨーロッパ / 国名: スペイン / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (vii)(viii)
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トゥウェイフルフォンテーン(ツウィツァウス)

Twyfelfontein or /Ui-//aes
トゥウェイフルフォンテーン(ツウィツァウス)
アフリカ西海岸にあるナミビアの北西部に位置するトゥウェイフルフォンテーンは、アフリカで最も多くの岩石芸術が見られる遺跡の一つです。現地のナマ語では「ツウィツァウス」と呼ばれています。ここで見られる岩石芸術は、6,000年前から2,000年前の先史時代、この地を支配した狩猟採集民たちの信仰や生活などを表現したものです。現地の人々の生活様式や経済活動、価値観などの長期にわたる変遷の様子が、高いレベルの表現により描き出されている点に注目が集まっています。
地域: アフリカ / 国名: ナミビア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iii)(v)
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ニサのパルティア王国の要塞

Parthian Fortresses of Nisa
ニサのパルティア王国の要塞
ニサはトルクメニスタン南西部に位置するパルティア王国最初期の重要都市です。紀元前3世紀から紀元後3世紀にかけて政治・経済の中心として繁栄し、ローマ帝国の東方進出を食い止めた拠点としても知られています。現在は「旧ニサ」と「新ニサ」という2つの丘状遺跡から成り、旧ニサでは40もの塔に囲まれた王の城砦跡が残ります。ここからは宮殿・神殿・貯水池に加え、美術品が数多く出土しています。さらに、中央アジアの南北・東西の主要交易路が交差する都市として、文化と情報が行き交う拠点でもありました。自然侵食によって姿を変えていますが、城壁の規模や遺跡の配置は当時の威容が色濃く残されています。パルティア帝国の政治・経済の中心として栄えたこの場所は、ローマと対等に渡り合った富と文化の広がりを今に伝えています。
地域: 西・南アジア / 国名: トルクメニスタン / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iii)
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ボルドー、月の港

Bordeaux, Port of the Moon
ボルドー、月の港
「ボルドー、月の港」は、世界的に有名なワイン生産地域の中心都市としての役割と、地域および国際レベルでの商業における港の重要性により、2000年以上にわたる人類の価値交流の卓越した例です。18世紀初頭から発展した都市計画と建築の集合体は、ボルドーを古典主義や新古典主義の傑出した例として位置づけ、都市や建築の統一性と調和を際立たせています。その都市計画を代表する場所が、ガロンヌ川に面してたたずむブルス広場です。大劇場(フラン・テアトル)は、建築家ヴィクトル・ルイによって設計された建物です。
地域: ヨーロッパ / 国名: フランス共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iv)
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メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス

Central University City Campus of the Universidad Nacional Autónoma de México (UNAM)
メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス
メキシコシティー南部にあるメキシコ国立自治大学(UNAM)は敷地面積約7㎢を誇る中南米最大規模の大学です。1551年にスペイン王フェリペ2世によって開学された王立メキシコ大学を前身とし、メキシコ革命を経て1929年に自治権を獲得し、現在の名称へと改称されました。その後1949年から1952年にかけての近代化運動のなかで大学が建設されました。20世紀のモダニズムの建築工学や景観設計と、スペイン人入植以前のメキシコの伝統文化に由来する特徴とが融合した大学都市が作り上げられました。
地域: 北米 / 国名: メキシコ合衆国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
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ラヴォー地域のブドウ畑

Lavaux, Vineyard Terraces
ラヴォー地域のブドウ畑
スイス、ローザンヌ東部郊外からモントレー郊外シヨン城までの約30㎞にわたって、レマン湖畔の丘陵に広がる地域はスイス屈指のワイン産地です。ローマ時代にワイン生産が始まりましたが、組織的な生産が始まったのは、カトリック修道会であるベネディクト会とシトー会がラヴォーを支配した11世紀頃とされています。その後、盛んになったワイン製造のために湖畔を徐々に開発し、14世紀には現在のような石壁で区切られた段々畑が築かれました。その結果、急斜面のブドウ畑の間に民家やワイン工場が点在する独特の景観が生まれました。段々状に続くテラスのようなブドウ畑、教会や城、ワイン貯蔵室、生産者の住居からなる村が織り成す文化的景観は、人々がこの地の都市化を拒み、伝統的なワイン生産を約10世紀にわたって受け継いできた賜物です。
地域: ヨーロッパ / 国名: スイス連邦 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iii)(iv)(v)
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リドー運河

Rideau Canal
リドー運河
リドー運河は、カナダのオタワとオンタリオ湖畔のキングストンを結び、稼働しているものとしては北アメリカ大陸最古の運河です。全長202㎞にわたるこの運河は1832年に完成・開通し、現在も当時の建設場所および当初の構造で操業を続けています。このように1世紀以上前に建設され現役で稼働している世界遺産は非常に貴重なもので、日本では「明治日本の産業革命遺産」の三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバー・クレーンや同造船所第三船渠が有名です。
地域: 北米 / 国名: カナダ / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (i)(iv)
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リヒタースフェルドの文化的及び植物学的景観

Richtersveld Cultural and Botanical Landscape
リヒタースフェルドの文化的及び植物学的景観
「リヒタースフェルドの文化的及び植物学的景観」は南アフリカの北西端、ナミビアとの国境付近に位置します。岩場や山峡、砂漠など荒涼とした風景が広がる一帯に、半遊牧民のナマ族が暮らしています。彼らはヤギや羊を連れて、山から川へと季節ごとに移住し、「ハル・オム」というイグサを編んだドーム型の簡易住居を組み立てて暮らしています。1,600km²もの広大な文化的景観には、遊牧のときの拠点となる集落が40ほどあり、そうした生活様式が今も見られる貴重な場所です。ここはナマ族にとってかけがえのない土地だと言えるでしょう。
地域: アフリカ / 国名: 南アフリカ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iv)(v)
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レッド・フォート建造物群

Red Fort Complex
レッド・フォート建造物群
ムガル帝国を大国へと導いた皇帝アクバルの孫であり、同帝国の最盛期を築いた5代皇帝シャー・ジャハーンは、世界遺産『タージ・マハル』の建造者として広く知られています。しかし彼の建築への情熱はそれだけにとどまらず、生涯に数々の壮麗な建造物を残しました。その一つが、デリーにあるレッド・フォート(ヒンディー語で「ラール・キラー」)です。レッド・フォートは、シャー・ジャハーンが17世紀半ばに都をアーグラからシャージャハナバード(現在のデリー)へ移した際に築いた居城で、赤い砂岩の城壁が特徴的です。また、隣接する16世紀建造の城塞サリームガルとともに世界遺産に登録され、シャー・ジャハーンの建築美学とムガル帝国の栄華を象徴する重要な遺構となっています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (ii)(iii)(vi)
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ロペ-オカンダの生態系と残存する文化的景観

Ecosystem and Relict Cultural Landscape of Lopé-Okanda
ロペ-オカンダの生態系と残存する文化的景観
ここは、ガボン中央部の熱帯雨林とサバンナという異なる自然環境をあわせ持つ地域で、多様な動植物の生息地となっています。特に植物は最近の20年間で発見された40以上の種を含め計1,550種が確認されています。またここは、先史時代からの集落跡と多数の岩彫刻・岩絵が残されていることから複合遺産となっています。オゴウェ川沿いの一帯は先住民バンツー族などが、大西洋沿岸部と内陸部を結ぶ要所としてきた地といわれています。
地域: アフリカ / 国名: ガボン共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2007年 / 登録基準: (iii)(iv)(ix)(x)
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