World Heritage Sites

世界遺産一覧

(2024年登録)

アッピア街道:レジーナ・ヴィアルム(街道の女王)

Via Appia. Regina Viarum
アッピア街道:レジーナ・ヴィアルム(街道の女王)
アッピア街道は、紀元前312年にローマの執政官アッピウス・クラウディウス・カクエスの指導のもとに建設されました。最初は軍事的な目的で、ローマとカプアを結ぶために造られ、その後、ベネヴェントゥム、タレントゥム、ブリンディジウムへと延伸されました。これにより、東方や小アジアへのローマの拡大が促進され、街道は軍事征服だけでなく、農業生産や交易の発展にも寄与し、ローマ帝国の繁栄を支える重要なインフラとなりました。
地域: ヨーロッパ / 国名: イタリア共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (iii)(iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

佐渡島の金山

Sado Island Gold Mines
佐渡島の金山
『佐渡島の金山』は、新潟県佐渡島にある日本最大級の金銀山の採掘遺跡です。1601年に金が発見されると、1603年の江戸幕府の成立後には佐渡奉行が置かれ、佐渡は幕府の直轄地として統治されました。17世紀前半の最盛期には年間約400kgもの金が採れたとされています。金山の周辺には、鉱山で働く人々の町が形成され、独自の文化や生活が発展しました。明治以降は近代化が進み、昭和に入っても金の採掘が続けられましたが、1989年に閉山されました。
地域: 東・東南アジア / 国名: 日本国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (iv)
詳細ページを見る Arrow-right

人権と自由、和解:ネルソン・マンデラの遺産

Human Rights, Liberation and Reconciliation: Nelson Mandela Legacy Sites
人権と自由、和解:ネルソン・マンデラの遺産
『人権と自由、和解:ネルソン・マンデラの遺産群』は、南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領にゆかりのある施設や、アパルトヘイト体制下での悲劇を記憶する場所など、14の遺産で構成されています。反アパルトヘイト運動の指導者であったマンデラは、国家反逆罪で終身刑の判決を受け、約27年にわたり獄中で過ごしました。アパルトヘイトの撤廃に人生を捧げ、白人と有色人種の和解に尽力したマンデラは、1993年にノーベル平和賞を受賞しています。1994年に実施された全人種による初の総選挙では、同国で黒人初の大統領となりました。
地域: アフリカ / 国名: 南アフリカ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (vi)
詳細ページを見る Arrow-right

テ・ヘヌア・エナタ:マルケサス諸島

Te Henua Enata – The Marquesas Islands
テ・ヘヌア・エナタ:マルケサス諸島
南太平洋中心に位置するマルケサス諸島は海洋生態系と陸上生態系が共存する生物多様性のホットスポットです。固有種の割合が非常に高く維管束植物、鳥類、陸生・海生軟体動物、淡水魚の固有種の数において世界1,2位を争います。特に沿岸魚類と海生軟体生物の固有率が高いです。地理的に孤立した環境下にあるため海洋島環境下における種の進化のモデルとなっています。また世界最後の手つかずの海洋地域の一つとも言われ、世界で最もよく保存された沿岸生態系の一部になっています。
地域: ヨーロッパ / 国名: フランス共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (iii)(iv)(vii)(ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

トゥルグジウにあるブランクーシの彫刻作品群

Brâncuși Monumental Ensemble of Târgu Jiu
トゥルグジウにあるブランクーシの彫刻作品群
コンスタンティン・ブランクーシはルーマニア出身の彫刻家で、20世紀を代表する芸術家の一人です。代表作には、鳥の飛翔の本質を流線形に飛躍させて表現した「空間の鳥」などがあります。1937年から1938年にかけて制作された、トゥルグジウにある「モニュメンタル・アンサンブル」は、第一次世界大戦で街を守って命を落とした人々を追悼するために制作されました。主要な作品として、「無限柱(Endless Column)」「接吻の門(Gate of the Kiss)」「沈黙のテーブル(The table of Silence)」があります。これらは「英雄の並木道(Avenue of Heroes)」と呼ばれる約1.5㎞の軸線上に配置され、2つの公園を結んでいます。この軸線の中央には聖ペテロ・パウロ教会が位置し、全体で都市空間と一体化しています。
地域: ヨーロッパ / 国名: ルーマニア / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (i)(ii)
詳細ページを見る Arrow-right

ニア国立公園の洞窟群の考古学的遺産

The Archaeological Heritage of Niah National Park’s Caves Complex
ニア国立公園の洞窟群の考古学的遺産
ボルネオ島の西海岸に位置する「ニア国立公園」には、熱帯雨林と石灰岩に囲まれた巨大な洞窟群があります。ここは5万年にわたる人と熱帯雨林との関わりを示す証拠が数多く残されている遺産です。石器や装飾品など数々の考古学的遺物のほか、東南アジア最古の人骨も見つかっています。また、〝死者の舟〟と呼ばれる舟形の棺が見つかった洞窟には、赤いヘマタイトで描かれた先史時代の岩絵が発見されています。そこに描かれているのは、戦士や狩人を表現していると推測される人物や、周辺の森に生きる動物、そして、死んだ人の魂を死後の世界へ運ぶ舟です。これらは、当時の生活様式や複雑な葬送儀礼を今の私たちに伝えるものです。この遺産は、東南アジア島嶼地域での人類の発展過程や文化、自然環境適応力についての理解を深める上で、重要な手がかりとなっています。
地域: 東・東南アジア / 国名: マレーシア / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (iii)(v)
詳細ページを見る Arrow-right

バダインジャラン砂漠:砂の塔と湖群

Badain Jaran Desert - Towers of Sand and Lakes
バダインジャラン砂漠:砂の塔と湖群
中国北西部のとても乾燥した温帯砂漠地帯に位置するアラシャン高原にあるバダインジャラン砂漠は、中国の三つの砂地帯が交わる地点で、国内で三番目に大きな砂漠であり、大きな移動砂漠です。この地域は、砂丘間の湖と交差する巨大砂丘の密度が高いことで際立っています。世界で最も高い安定した砂丘(最大460mの相対高度)と無数の湖が織りなす独特の自然景観を持ちます。また、風によって砂が動く際に発生する「鳴き砂(シンギングサンド)」が、独特の音響体験を生み出します。また、この多様な景観は、生息地の多様性、ひいては高いレベルの生物多様性にもつながっています。2024年に世界遺産に登録されました。
地域: 東・東南アジア / 国名: 中華人民共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (vii)(viii)
詳細ページを見る Arrow-right

レンソイス・マラニャンセス国立公園

Lençóis Maranhenses National Park
レンソイス・マラニャンセス国立公園
レンソイス・マラニャンセス国立公園は、ブラジル北東部のマラニャン州に位置し、約156,000ヘクタールの広大な面積を誇ります。この地域は、白い砂丘と淡水のラグーンが点在する独特の景観で知られ、雨季には砂丘の間に水が溜まり、色とりどりのラグーンが現れ、乾季にはこれらの水域が蒸発し、再び砂丘が姿を現します。この自然のサイクルが織りなす景観は、世界的にも類を見ない美しさを誇ります。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (vii)(viii)
詳細ページを見る Arrow-right