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キナバル自然公園
Kinabalu Park
ボルネオ島のマレーシア領内サバ州にあるキナバル自然公園は、東南アジア最高峰のキナバル山を中心に広がる国立公園で、その総面積は、東京23区が丸ごと収まるほどです。標高が4095メートルあるキナバル山は、地元のドゥスン族にとって聖なる山とされてきました。6つの植物帯をもつキナバル自然公園は、低地の熱帯ジャングルから高山エリアまで、実に様々な自然環境が特徴的で、東南アジアの植物多様性の中心地としても承認されています。食虫植物のウツボカズラ属や、1,000種に及ぶラン、世界最大の花として知られるラフレシアなど、ここに生育する植物は5,000種以上です。また、ボルネオ島の哺乳類、鳥類、両生類、無脊椎動物の半数以上がこの公園内に生息しています。
グヌン・ムル国立公園
Gunung Mulu National Park
ボルネオ島マレーシア領サラワク州内にある「グヌンムル国立公園」は、豊かな生物多様性で知られる熱帯カルスト地帯です。標高約2,370mのムル山を中心とする地域には、総延長295㎞にもなる巨大洞窟群が連なっています。ここにある「サラワク・チャンバー」という世界最大の地下空洞は、大型旅客機が40機も収まるほどの巨大空間です。高さ150mの入口をもつディア洞窟では、夕方になると数百万匹のコウモリがいっせいに空へ飛び立っていきます。また、アジア最長のクリアウォーター洞窟群では、あらゆる種類の鍾乳石も見られます。17の植生帯があるこの公園には、約3,500種もの維管束植物が生息しています。特にヤシが豊富で109種が記録されており、世界有数の生息地の一つです。
セランゴール森林公園マレーシア森林研究所
Forest Research Institute Malaysia Forest Park Selangor
ニア国立公園の洞窟群の考古学的遺産
The Archaeological Heritage of Niah National Park’s Caves Complex
ボルネオ島の西海岸に位置する「ニア国立公園」には、熱帯雨林と石灰岩に囲まれた巨大な洞窟群があります。ここは5万年にわたる人と熱帯雨林との関わりを示す証拠が数多く残されている遺産です。石器や装飾品など数々の考古学的遺物のほか、東南アジア最古の人骨も見つかっています。また、〝死者の舟〟と呼ばれる舟形の棺が見つかった洞窟には、赤いヘマタイトで描かれた先史時代の岩絵が発見されています。そこに描かれているのは、戦士や狩人を表現していると推測される人物や、周辺の森に生きる動物、そして、死んだ人の魂を死後の世界へ運ぶ舟です。これらは、当時の生活様式や複雑な葬送儀礼を今の私たちに伝えるものです。この遺産は、東南アジア島嶼地域での人類の発展過程や文化、自然環境適応力についての理解を深める上で、重要な手がかりとなっています。
メラカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市
Melaka and George Town, historic cities of the Straits of Malacca