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ボリビア多民族国 | 世界遺産一覧

サマイパタの砦

Fuerte de Samaipata
サマイパタの砦
ボリビア東部のアンデス山麓にあるサマイパタの砦は、二つの部分から成り、その一つは多くの彫刻が残る丘で、長さ220m、幅約60mの赤い砂岩でできた一枚岩からなり、その表面全体に動物、幾何学模様、壁龕、運河など、宗教的に重要な様々な表現が全面に彫刻されています。眼下に街を見下ろすこのモニュメントは、スペイン到来以前の伝統と信仰を証明する唯一のもので、アメリカ大陸のどこにも類似するものがなく、アマゾン地域のプレ・コロンブス時代の儀式用建造物としては最大級のものです。 もう一つが、行政および居住地区と行政機関を形成していた丘の南側の地域です。ここは、インカがこの遺跡を占領し、記念碑的な公共建築物が建つ大きな中央広場や、軍事利用のための施設、商業地域、そして監視のための居住区域など、異なる文化的な集落の建築構造が組み合わされています。 
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1998年 / 登録基準: (ii)(iii)
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スクレの歴史都市

Historic City of Sucre
スクレの歴史都市
南米大陸の中央部にある「ボリビア多民族国」。憲法上の首都であるスクレは、同国の中南部、標高2,600mの高原盆地にあります。この街の起源は、スクレから130㎞ほど離れた、ポトシ銀山と関係しています。銀が生み出す富にあやかろうとポトシに入植してきたスペイン人たちは、1538年、ポトシよりも標高が低く過ごしやすいスクレを銀の管理地としました。実は、スクレは当初からこの地名だったわけではなく、当時の地名は「新トレドの銀の街」を意味する「シウダード・デ・ラ・プラタ・デ・ラ・ヌエバ・トレド」でした。その後も「チュキサカ」「チャルカス」と、その名称を何度か変えてきました。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1991年 / 登録基準: (iv)
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チキトスのイエズス会ミッション

Jesuit Missions of the Chiquitos
チキトスのイエズス会ミッション
ボリビア東部に位置するチキトスのイエズス会ミッションは、ヨーロッパのキリスト教建築と地域の伝統が融合した顕著な例です。教会堂は、大きな家屋に似ており、切妻屋根が西側のギャラリーの上を覆い、ポーチとして張り出しています。木製の柱で区切られた3つの内部通路と、同じく柱で支えられた2つの外部ギャラリーを区切る長い壁で構成され、非常にユニークな建築様式を持っており、彫刻が施された木製の柱と手すりが特徴的です。これらの教会には、彫刻、絵画、祭壇、説教壇などの注目すべき民衆による芸術品が収蔵されています。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1990年 / 登録基準: (iv)(v)
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ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地

Tiwanaku: Spiritual and Political Centre of the Tiwanaku Culture
ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地
インカ帝国以前に繁栄したティワナクは、ボリビアの西部、チチカカ湖南岸の標高3,850mにある都市遺跡です。その起源は400年頃にまで遡ります。6~10世紀ころに絶頂期を迎え、ボリビア全土、ペルー南部、チリ、アルゼンチン北部までの広大な地域を支配しました。元々は7つの基壇から成っていたというピラミッド神殿のアカパナや、天文台として機能していたカラササヤ神殿などは、複雑な行政と宗教体系を表しています。そして、重さが10t以上の一枚石が乗せられている太陽の門などの建造物は、入植者らが高度な石工技術を持っていたことを示唆しています。しかし、文字を持たない社会であったことと、12世紀前半にはこの社会は崩壊してしまったため、多くは謎に包まれています。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (iii)(iv)
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ノエル・ケンプ・メルカード国立公園

Noel Kempff Mercado National Park
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園
ボリビア北東部からブラジル国境まで広がるこの国立公園は、アマゾン川流域において最大級(約1万5,230㎢)かつ最も原生状態が保たれている公園の一つです。標高が200mから1,000m近くにわたる高低差を持つため、セラードのサバンナや森林、高地アマゾンの常緑樹林に至るまで、多様な生息地がモザイク状に広がっています。ワンチャカ・メセタに見られるセラードの生息地は、数百万年にわたり隔離されてきたため、これらの生態系の進化を研究するための生きた実験室となっています。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (ix)(x)
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ポトシの市街

City of Potosí
ポトシの市街
ボリビア南部、植民地時代の記憶を今に伝えるポトシは、アンデス山の標高約4,000mに位置します。1542~1545年にかけて、ここで世界最大級の銀鉱脈が発見され、ヨーロッパの経済を一変させることになりました。後に「セロ・リコ」(富の山)と名付けられたこの銀山を効率的に運営するために、スペイン人によって建設された街がこのポトシです。銀を精錬する際には、水銀を用いたアマルガム法という当時の最新技術が用いられ、17世紀半ばまでの約100年間で、世界の銀産出量の約半分を占めました。ヨーロッパへの莫大な銀の流入は価格革命をもたらし、後の資本主義体制への移行の基盤となったとも言われています。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (ii)(iv)(vi)
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