World Heritage Sites

南米 | 世界遺産一覧

パンタナル自然保護区

Pantanal Conservation Area
パンタナル自然保護区
ブラジル中西部のマットグロッソ州南西部に位置するパンタナル自然保護区は、ブラジル、ボリビア、パラグアイの3ヵ国にまたがる世界最大級の淡水湿地・パンタナル地域の一部を成しています。保護区には、クイヤバ川とパラグアイ川の源流域を含み、湿地、草原、森林など多様な生態系が広がっています。この地域は、約80種の哺乳類、650種の鳥類、50種の爬虫類、300種の魚類が生息しており、水鳥の繁殖地になっていることなどで、生物多様性が非常に高いことで知られています。​また、ジャガーやオオアルマジロ、オオアリクイ、オオカワウソなどの絶滅危惧種の生息地にもなっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2000年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群

Humberstone and Santa Laura Saltpeter Works
ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群
ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群は、チリ北部に位置する、世界で最も乾燥した砂漠のひとつであるパンパ地帯に存在した200以上の硝石精製所を代表する遺構です。1880年から60年以上にわたり、「パンピーノ」と呼ばれるチリ、ペルー、ボリビアから集まった数千人の労働者たちが、過酷な環境の中で世界最大級の硝石鉱床を開発し、農業用肥料である硝酸ナトリウムを生産しました。硝石は18世紀後半に爆薬として欧米に輸出されていましたが、1830年代に肥料としての効果がヨーロッパで発見されると、アメリカやロシア、アルゼンチンやブラジル、キューバなどの地域で需要が高まりました。肥料は北米・南米、ヨーロッパの農地を変革し、チリに莫大な富をもたらしました。しかし、1930年代以降、需要の低下に伴い市場は縮小し、1959年には工場は閉鎖されました。
地域: 南米 / 国名: チリ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2005年 / 登録基準: (ii)(iii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

パンプーリャの近代建造物群

Pampulha Modern Ensemble
パンプーリャの近代建造物群
パンプーリャの近代建造物群は、1940年代にブラジルのミナス・ジェライス州ベロオリゾンテで生まれた、革新的な庭園都市プロジェクトの中心です。人工湖の周囲に配置されたこれらの建造物は、建築家オスカー・ニーマイヤーが設計を手がけました。カジノ、ダンスホール、教会などからなるこの複合施設は、単なる建築物の集合ではなく、都市計画と建築が一体となった先進的なモダニズムの理念を体現しています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2016年 / 登録基準: (i)(ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ピントゥラス川のクエバ・デ・ラス・マノス

Cueva de las Manos, Río Pinturas
ピントゥラス川のクエバ・デ・ラス・マノス
アルゼンチン南部、パタゴニア地方のリオ・ピントゥラス渓谷には、紀元前11,000年頃から紀元後700年頃までの長期にわたって描かれ続けた壁画が残っています。遺産の中で最も特別な場所は、「手の洞窟」を意味するクエバ・デ・ラス・マノスと呼ばれる洞窟で、270メートルにわたって800以上の手形が岩壁を埋め尽くしています。この地域で今でも見られるラクダ科のグアナコなどの動物や、槍を持った人間、狩猟場面なども描かれています。考古学的調査により、この遺跡に最後に人が居住したのは紀元後700年頃で、パタゴニアに最初に定住したテウェルチェ族の祖先と考えられる人々が暮らしていたことが明らかになっています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1999年 / 登録基準: (iii)
詳細ページを見る Arrow-right

フライ・ベントスの産業景観

Fray Bentos Industrial Landscape
フライ・ベントスの産業景観
フライ・ベントスは、ウルグアイ南西部のウルグアイ川に突き出た地で、1859年設立の食品加工工場を中心に発展した街です。肉の調達から加工・梱包・発送までの全工程が行われ、1865年にロンドンで設立されたリービッヒ肉エキス製造会社の工場や、1924年にリービッヒ社を買収したアングロ食肉加工工場の建物や設備も含まれています。最盛期には50ヵ国以上の国から5,000人以上の移民労働者が集まるなど、国内の主産業のひとつとなっていました。フライ・ベントスで生産・輸出された牛肉エキスやコンビーフは、ヨーロッパで大変人気のある食品となっていたようです。残念ながら1979年に操業停止となりましたが、ここには当時の移民労働者の様子と食肉産業の全体像を今に伝える建造物が残っています。
地域: 南米 / 国名: ウルグアイ東方共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2015年 / 登録基準: (ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ブラジリア

Brasilia
ブラジリア
ブラジリアは、ブラジル独立の象徴として、人工的、計画的に機能美を追求した首都です。ジュセリーノ・クビチェック・デ・オリヴェイラ大統領の「新都ブラジリア計画」で1956年に建設が始まり、約4年で完成しました。都市計画はルシオ・コスタが担当し、都市の形状は十字架形の平面からなり、「飛行機」、「弓と矢」などの形に例えられます。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (i)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ブラジル沖の大西洋の島々:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁の保護区群

Brazilian Atlantic Islands: Fernando de Noronha and Atol das Rocas Reserves
ブラジル沖の大西洋の島々:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁の保護区群
フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁の保護区群は、大西洋の海底から隆起した火山性の山脈の頂上部分に位置する島々です。これらの島々や周辺海域は、大西洋の海洋生態系において、生物の繁殖と餌場として極めて重要な役割を果たしています。特に、マグロやサメ、ウミガメなどの回遊性の海洋生物にとって、この地域は種の存続に不可欠な「生命のオアシス」となっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2001年 / 登録基準: (vii)(ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

ペルアス川渓谷

Peruaçu River Canyon
ペルアス川渓谷
ブラジルのミナスジェライス州北部に位置するペルアス川渓谷国立公園は、ドラマチックなカルスト地形が特徴です。炭酸塩岩に形成された洞窟群には、驚くほど美しい鍾乳石や石灰岩のアーチ、そして地下には川が流れています。特に大規模な洞窟や、天井が崩落してできたドリーネは、この地域の地質学的歴史の壮大さを物語っており、景観の主要な要素となっています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2025年 / 登録基準: (vii)(viii)
詳細ページを見る Arrow-right

ポトシの市街

City of Potosí
ポトシの市街
ボリビア南部、植民地時代の記憶を今に伝えるポトシは、アンデス山の標高約4,000mに位置します。1542~1545年にかけて、ここで世界最大級の銀鉱脈が発見され、ヨーロッパの経済を一変させることになりました。後に「セロ・リコ」(富の山)と名付けられたこの銀山を効率的に運営するために、スペイン人によって建設された街がこのポトシです。銀を精錬する際には、水銀を用いたアマルガム法という当時の最新技術が用いられ、17世紀半ばまでの約100年間で、世界の銀産出量の約半分を占めました。ヨーロッパへの莫大な銀の流入は価格革命をもたらし、後の資本主義体制への移行の基盤となったとも言われています。
地域: 南米 / 国名: ボリビア多民族国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (ii)(iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

ホベルト・ブールリ・マルクスによる庭園

Sítio Roberto Burle Marx
ホベルト・ブールリ・マルクスによる庭園
この遺産は、造園家で芸術家でもあるホベルト・ブールリ・マルクスが40年以上にわたり築き上げた「生きる芸術作品」です。モダニズムの思想を取り入れ、ブラジル固有の植物を大胆に使用しています。この庭園は、その後の国際的な現代庭園の発展に大きな影響を与えた、曲線的な形、植物の大規模な植栽、そして建築的な配置を特徴としています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2021年 / 登録基準: (ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

マチュ・ピチュ

Historic Sanctuary of Machu Picchu
マチュ・ピチュ
マチュ・ピチュ(ケチュア語で「老いた峰」)は、標高約2,430mの位置に築かれたインカ帝国の都市遺跡で、その都市の誕生は15世紀半ばとされています。16世紀にインカ帝国がスペイン人に征服されたときに放棄されましたが、1911年にアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムがマチュ・ピチュを発見し世界に知られるようになりました。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (i)(iii)(vii)(ix)
詳細ページを見る Arrow-right

マヌー国立公園

Manú National Park
マヌー国立公園
マヌー国立公園は、熱帯アンデス山脈とアマゾン盆地の接点に位置し、世界的に有名な生物多様性の宝庫です。標高約150mから4,000m以上という標高勾配を持ち、高山草原、山岳雲霧林、低地熱帯雨林など、複雑で多様な植生帯を含みます。このような地形と、道路がない地理的・経済的な隔離状態が、人類の影響からほぼ手つかずの原始的な状態を維持しています。その結果、極めて広範な生態学的条件の下で、種の多様性および特有な生態学的コミュニティの進化が今も継続しています。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

マルペロ動植物保護区

Malpelo Fauna and Flora Sanctuary
マルペロ動植物保護区
コロンビア西方沖約500㎞に位置するマルペロ島(3.5㎢)とその周辺海域(8571.5㎢)含む海洋保護区です。東太平洋の熱帯地域において最大の禁猟区となっているこの保護区は、絶滅危惧種を含む多くの海洋生物の重要な生息地となっています。マルペロ島とその岩礁は、小規模ながら多くの海洋生物の繁殖地として重要な役割を果たしていると考えられています。5種の植物、3種の爬虫類、2種の節足動物を含む、限定的ながらも高度に特殊化した陸生生物の生息地となっているほか、岩礁はナスカカツオドリ、アカメカモメ、アオツラカツオドリ、絶滅危惧種のガラパゴスミズナギドリの重要なコロニーにもなっています。保護区の海洋においては、最大水深約3,400mにも達する起伏に富んだ海底地形とカリフォルニア海流や北赤道海流などの複数の海流が合流すると言う複雑な条件から、非常に多様な生態系が見られます。17種の海生哺乳類、7種の海生爬虫類、394種の魚類、340種の軟体動物が生息しており、このうち5種の魚類と2種のヒトデが固有種として知られています。
地域: 南米 / 国名: コロンビア共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2006年 / 登録基準: (vii)(ix)
詳細ページを見る Arrow-right

ヨルサファナの考古学的遺跡:ヨルサファナの入植地とカシポラ・クリークの墓地

Jodensavanne Archaeological Site: Jodensavanne Settlement and Cassipora Creek Cemetery
ヨルサファナの考古学的遺跡:ヨルサファナの入植地とカシポラ・クリークの墓地
スリナム北部、スリナム川沿いの鬱蒼とした森林地帯には、17世紀にイベリア半島の異端審問から逃れてきたユダヤ人(セファルディム)たちが築いた集落遺跡があります。当時のスリナムは英国やオランダの統治下にありましたが、彼らには広範な特権が認められていました。世界遺産になっているのは、1680年代につくられたヨルサファナの入植地と、1650年代に建設されたカシポラ・クリーク旧入植地跡にある墓地です。先住民の領土内にあったそれらの入植地は、当時世界で唯一の「ユダヤ人が所有し、統治し、居住した」場所であり、アフリカ系の奴隷や自由民の人たちも共に生活していました。
地域: 南米 / 国名: スリナム共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2023年 / 登録基準: (iii)
詳細ページを見る Arrow-right

ラパ・ニュイ国立公園

Rapa Nui National Park
ラパ・ニュイ国立公園
ラパ・ニュイ国立公園は、チリの海岸から西に約3,700kmの南太平洋に位置するパスクア島(イースター島)にあり、約900体のモアイ像と300以上の儀式用プラットフォーム(アフ)を有しています。これらのモアイ像は、11世紀から17世紀にかけてポリネシアに起源を持つ長耳族によって先祖を祀るために造られ、島の各地に配置されています。
地域: 南米 / 国名: チリ共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1995年 / 登録基準: (i)(iii)(v)
詳細ページを見る Arrow-right

リオ・アビセオ国立公園

Río Abiseo National Park
リオ・アビセオ国立公園
リオ・アビセオ国立公園は、ペルー北中部の熱帯アンデス山脈東斜面に位置し、文化と自然の両方の価値が認められた複合遺産です。公園内には、多数の固有種が生息しており、動物相と植物相の驚くべき多様性が見られ、かつて絶滅したと考えられていたヘンディーウーリーモンキーは、この地域にのみ生息しています。また、この森林地域は更新世の避難場所の一部と考えられており、過去の氷河期に動植物が生存し、進化を遂げた場所であると考えられています。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 複合遺産 / 登録年: 1990年 / 登録基準: (iii)(vii)(ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観

Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea
リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観
リオ・デ・ジャネイロは、急峻な山とコパカバーナやイパネマに代表される海岸に挟まれた独特な都市景観が特徴です。特に、コルコヴァードの丘のキリスト像、シュガーローフ、ウルカなどの特徴的な山並みが、都市と自然の調和を象徴しています。これらの地形は、都市の発展に大きな影響を与え、世界的に認知される景観を形成しています。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (v)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

リマの歴史地区

Historic Centre of Lima
リマの歴史地区
リマの歴史地区は、1535年にフランシスコ・ピサロによって設立され、スペイン植民地時代の都市計画と建築が色濃く残る地域です。アルマス広場を中心に放射状に広がる街路網や、石畳の通り、アーチ型の橋など、当時の都市設計が今も息づいています。これらの要素は、南米の植民地都市の発展を示す貴重な証拠とされています。
地域: 南米 / 国名: ペルー共和国 / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献

The Architectural Work of Le Corbusier, an Outstanding Contribution to the Modern Movement
ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献
フランスで活躍した近代建築家ル・コルビュジエの建築作品のうち、日本を含む3大陸7ヵ国に点在する17の資産が、2016年に世界で初めて「トランス・コンチネンタル・サイト」として世界遺産に登録されました。これら建築作品は、建築史上初めて、ある近代建築の概念が地球規模で広がり、実際に実践されたことを証明するものです。ル・コルビュジエは20世紀を代表する建築家の1人で、「住宅は住むための機械である」という言葉に象徴されるように、機能主義の建築家として近代建築運動を推進しました。彼は、建築の際の基準となる「モデュロール」や「近代建築の五原則」、「ドミノ・システム」などの重要な概念を次々と打ち出し、過去の伝統的な建築家たちと決別を図ったのです。
詳細ページを見る Arrow-right

レンソイス・マラニャンセス国立公園

Lençóis Maranhenses National Park
レンソイス・マラニャンセス国立公園
レンソイス・マラニャンセス国立公園は、ブラジル北東部のマラニャン州に位置し、約156,000ヘクタールの広大な面積を誇ります。この地域は、白い砂丘と淡水のラグーンが点在する独特の景観で知られ、雨季には砂丘の間に水が溜まり、色とりどりのラグーンが現れ、乾季にはこれらの水域が蒸発し、再び砂丘が姿を現します。この自然のサイクルが織りなす景観は、世界的にも類を見ない美しさを誇ります。
地域: 南米 / 国名: ブラジル連邦共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2024年 / 登録基準: (vii)(viii)
詳細ページを見る Arrow-right

ロス・アレルセス国立公園

Los Alerces National Park
ロス・アレルセス国立公園
『ロス・アレルセス国立公園』はアルゼンチンの北パタゴニアに位置し、アンデス山脈を境にチリ国境と接しています。氷河が自重でゆっくりと移動することで起きる侵食作用によって、モレーンやカール、透明湖などの氷河が生み出した景観が見られます。植生は温帯林で覆われており、絶滅の危機に瀕しているパタゴニアヒバは現地の言葉で「アレルセ」と呼ばれ、世界で2番目に長い3,600年以上の樹齢を誇ります。部分的に氷河に覆われている山々が大部分を占めており、ほぼ手つかずの美しい景観となっています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2017年 / 登録基準: (vii)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

ロス・カティオス国立公園

Los Katíos National Park
ロス・カティオス国立公園
コロンビア北西部を流れるアトラト川流域に広がるロス・カティオス国立公園は、パナマの世界遺産『ダリエン国立公園』に隣接し、コロンビアで最もよく保存されている国立公園のひとつと言われています。面積は約720㎢あり、シンガポールの国土とほぼ同じくらいの大きさです。公園の約95%は手つかずの自然となっており、西部エリアはダリエン山脈の山岳地帯、東部エリアにはアトラト川の氾濫原が広がっています。一帯は、中米と南米の生物相の交流を阻む、地理的な障壁となっていました。更新世(約258万年前~約1万1,700年前)には生物の避難所としての役割を果たしため、独特な生物相が形成されています。
地域: 南米 / 国名: コロンビア共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1994年 / 登録基準: (ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

ロス・グラシアレス国立公園

Los Glaciares National Park
ロス・グラシアレス国立公園
ロス・グラシアレス国立公園は、アルゼンチン・パタゴニア地方のサンタクルス州に位置し、面積は約60万ヘクタールに及びます。南パタゴニア氷原から流れ出す47の大氷河が特徴で、最も大きいのがウブサラ氷河、最も動きが活発なのがペリト・モレノ氷河です。これらの氷河は、氷河作用によって形成された湖(アルヘンティーノ湖やビエドマ湖など)に氷山を放出し、訪れる人々に壮大な自然の景観を提供しています。そのほか氷河の侵食作用によって生まれたモレーン(氷堆石)などの地形も広がっています。
地域: 南米 / 国名: アルゼンチン共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1981年 / 登録基準: (vii)(viii)
詳細ページを見る Arrow-right