World Heritage Sites

インド | 世界遺産一覧

アーグラ城

Agra Fort
アーグラ城
インド北部、ニューデリーの南約200kmの古都アーグラにあるムガル帝国の旧都城です。16世紀に第3代皇帝アクバルが建設しましたが、現在城内に残る建築物の大部分は第5代シャー・ジャハーン時代の造営です。外見は赤砂岩造りの二重の城壁と門が象徴的で「赤い城」の名の由来となっています。シャー・ジャハーンの時代には宮廷建築群など華麗なムガル朝の建築が花開きましたが、17世紀のデリーへの遷都、その後の反乱や略奪などでその栄華は衰えました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (iii)
詳細ページを見る Arrow-right

アーメダバードの歴史都市

Historic City of Ahmadabad
アーメダバードの歴史都市
インド西部にある「アフマダの都市」という名の「アフマダーバード」(英語読みでは「アーメダバード」)は、15世紀にこの地を支配していたイスラム系のグジャラート・スルタン朝のアフマド・シャー1世により建設されました。ここにはこのスルタン統治時代の建築物も数多く残っています。その後16世紀からムガル帝国の支配下に、さらに18世紀からはマラータ同盟都市となりましたが、約600年間繁栄し続け、ほぼ原形を保ってきた街並みが残されています。「プーラ」と呼ばれる伝統的な通りや「ポル」という門を持つ集合住宅が特徴的です。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2017年 / 登録基準: (ii)(v)
詳細ページを見る Arrow-right

アジャンターの石窟寺院群

Ajanta Caves
アジャンターの石窟寺院群
インド西部ムンバイから北東に360kmの岩崖に、インド最古期の仏教壁画が残る石窟寺院があります。約600mほどの岩崖に点在する大小30の石窟は、前期(紀元前2世紀〜後2世紀)と後期(グプタ朝最盛期の5世紀〜7世紀)にかけて造営されました。高さ 石窟寺院群は、インドにおける仏教の衰退とともに忘れ去られていましたが、19世紀初頭に英国駐留軍の士官がトラ狩りの最中に偶然「発見」し、再び日の目を見ることとなりました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (i)(ii)(iii)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

インドの山岳鉄道群

Mountain Railways of India
インドの山岳鉄道群
インドには英国統治時代に開通した山岳鉄道がいくつかあります。そのなかで、インド北東部の有名な紅茶の産地であるダージリン地方にあるのが1881年開通の「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」で、1999年に世界遺産に登録されました。その後2005年には南西部にある「ニルギリ山岳鉄道」、2008年には北西部の「カールカ=シムラー鉄道」が世界遺産に追加登録され、現在この3路線が「インドの山岳鉄道群」として世界遺産になっています。いずれも19世紀後半の最新技術を駆使した都市と山岳地を結ぶ鉄道建設の代表例です。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1999年 / 登録基準: (ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

インドのマラーター王国の軍事景観

Maratha Military Landscapes of India
インドのマラーター王国の軍事景観
西インドの丘陵地帯や沿岸部には17世紀から19世紀にかけてマラーター王国によって築かれた軍事施設が点在しています。これらの城塞や見張り台などはこの地の地形を利用して、きわめて戦略的に配置されており、この王国の鉄壁の防衛システムを形成していました。またこの地の伝統と他の地域からの文化を融合させたマラーター王国の文化を知る上でも貴重な遺産です。マラーター王国の創始者であるシヴァージーはいまでもこの地域の英雄であり、彼が築いた王国の首都ラーイガドの要塞などを含め全部で12の軍事施設が世界遺産に登録されています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2025年 / 登録基準: (iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

エレファンタ島の石窟寺院群

Elephanta Caves
エレファンタ島の石窟寺院群
インド西部のムンバイ湾に浮かぶ島(旧名ガラブリー島)は、16世紀にポルトガル人が上陸した際、巨大な象の石像があったことから「エレファンタ島」と名付けられました。ここにはヒンドゥー教の石窟寺院があり、シヴァ信仰の中心地となっています。石窟寺院の建造時期は諸説ありますが、概ね6世紀ごろから8世紀にかけて造られたようです。この島には他に古代の考古学遺跡がいくつか存在し、紀元前2世紀ごろから人々の居住の痕跡がみられます。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (i)(iii)
詳細ページを見る Arrow-right

エローラーの石窟寺院群

Ellora Caves
エローラーの石窟寺院群
『エローラーの石窟寺院群』は、5世紀頃から10世紀頃にかけて造営された石窟寺院群です。インドのデカン高原西部の岩山の南西面に約2kmにわたって、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の石窟寺院が34存在します。最初に掘られたのは仏教窟で、5世紀〜8世紀に第1窟から第12窟までつくられました。そのうち第10窟(ヴィシュヴァカルマ窟、「大工の石窟」とも)は最も有名な仏教窟のひとつで、内部には木造を模した高い天井が広がり、仏陀が椅子に座っている様子を表現した仏倚坐像が、仏塔(ストゥーパ)を背にして鎮座しています。このように、石窟寺院の内部に仏塔や仏像を安置して礼拝する祠堂をチャイティヤ窟といいます。仏教窟の最北端に位置する第12窟(ティーン・タル窟)は3層構造でつくられており、仏教窟の中では最も大きな窟です。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (i)(iii)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

カジュラーホの寺院群

Khajuraho Group of Monuments
カジュラーホの寺院群
インド中部のカジュラーホには、チャンデーラ朝時代に建設されたヒンドゥー教とジャイナ教の寺院群が残されています。10世紀から11世紀に85カ所ほどの寺院が建てられたといわれますが、現在残っているのは25カ所です。3つのエリアに分かれていて、西部はすべてヒンドゥー教寺院、東部はジャイナ教寺院が多く、南部はヒンドゥー教寺院が2つです。これらの寺院群はこの地の伝統的様式であるナガラ様式の寺院建築の独創性と高い品質を示し、北インドにおける寺院建築の頂点といわれます。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (i)(iii)
詳細ページを見る Arrow-right

カジランガ国立公園

Kaziranga National Park
カジランガ国立公園
インド東部アッサム州にある世界最大のインドサイの保護区です。インド第二の大河ブラフマプトラ川の流域に広がる広さ42,996haの国立公園で、定期的な川の氾濫によってできる「ジールス」と呼ばれる小湖沼が、インドサイの絶好の生息地となっています。インドサイは、その角が漢方薬として珍重されたため、密猟され絶滅の危機に瀕していました。現在地球上で2,000頭ほどが生息しているとされるインドサイのうち1,200頭がこの地で確認されています。また、トラ、象、水牛などの貴重な生物の他、多くの鳥類も生息しています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

カンチェンジュンガ国立公園

Khangchendzonga National Park
カンチェンジュンガ国立公園
インド北部シッキム州のヒマラヤ山脈に位置する『カンチェンジュンガ国立公園』は、標高8,586mの世界第3位の高峰カンチェンジュンガを中心とする国立公園です。標高差は最大でおよそ7.3km(標高1,220m〜8,586m)もあり、ヒマラヤ山脈の中でも非常に急峻な地形が特徴です。この高度差によって気候や降水量の違いが生じ、亜熱帯から高山地帯まで多彩な生態系を有しています。園内には非常に多様な動植物が生息しており、固有種や希少種の多さも評価されています。また、多数の湖や氷河が点在しており、その中には全長26kmのゼム氷河も含まれます。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 複合遺産 / 登録年: 2016年 / 登録基準: (iii)(vi)(vii)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

グレート・ヒマラヤ国立公園保護地区

Great Himalayan National Park Conservation Area
グレート・ヒマラヤ国立公園保護地区
ここはヒマラヤ山脈西部の約90,000haに広がる国立公園です。標高2,000mの谷あいの川の流域から6,000mの高山地帯まで広がり、標高に対応した独自の生態系が見られます。山頂部の万年雪や氷河の雪解け水はいくつもの川となって下流の森林や多様な生物を育み、遠くインダスの大河へ合流していきます。ここはインド亜大陸の熱帯性の生物と中央アジアの温帯性生物がモザイク状に生息し、ヒマラヤ山脈における生物多様性のホットスポットとなっています。鳥類ではハイイロジュケイや哺乳類ではジャコウジカなどの絶滅が危惧される貴重な生物もいます。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2014年 / 登録基準: (x)
詳細ページを見る Arrow-right

ケオラデオ国立公園

Keoladeo National Park
ケオラデオ国立公園
インド北西部のラジャスタン州にある渡り鳥の保護区です。この地にあるシヴァ神を祀った寺院にちなんでケオラデオ(केवलादेव)と名づけられました。広さは2,873haで、湿地や森林、草原がモザイク状にひろがり、その9割は沼沢地です。北からの渡り鳥の飛行路の途中にあり、水場が豊富なため、冬にはカモ、ガン、ペリカン、シギ等の大群が飛来します。絶滅危惧種であるソデグロツルにとっての越冬地としても知られ、約350種の野鳥が生息しています。元々は19世紀にこの地のマハラジャの狩猟場として整備されたところで、今は「鳥類の楽園」となっています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1985年 / 登録基準: (x)
詳細ページを見る Arrow-right

ゴアの聖堂と修道院

Churches and Convents of Goa
ゴアの聖堂と修道院
インド西部の港町「オールド・ゴア」と呼ばれる地には、多くのキリスト教の聖堂と修道院があります。ここは15世紀にビジャープル王国が建設した町でしたが、16世紀にポルトガルが占領し、ポルトガル領インドの行政府が置かれました。貿易で栄え、人口20万人以上の都市となります。16世紀の前半は目立ったキリスト教化は行われませんでしたが、16世紀半ば以降はヒンドゥー教寺院などが破壊され、キリスト教化が進みました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1986年 / 登録基準: (ii)(iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

コナーラクのスーリヤ寺院

Sun Temple, Konârak
コナーラクのスーリヤ寺院
インド東部ベンガル湾を望む地にあるヒンドゥー教の寺院です。13世紀に東ガンガ朝(オリッサ王国)の王ナラシンハ・デーヴァ1世により建造されました。4万7,000㎡の広大な敷地の中央に、高さ39mのピラミッド形の前殿(謁見の間)と19世紀に破壊された本殿(主聖殿)の基壇が残され、さらにその東側には、現在は屋根を失った舞楽殿が立っています。この寺院は全体が太陽神スーリヤの戦車に見立てられており、本殿基壇には直径3mの車輪彫刻12対計24輪が数頭の馬に引かれるように彫られています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1984年 / 登録基準: (i)(iii)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

サーンチーの仏教遺跡

Buddhist Monuments at Sanchi
サーンチーの仏教遺跡
インド中部、マディヤプラデーシュ州にある『サーンチーの仏教遺跡』は、高さ約90mの丘の上に、宗教建築が群立しています。約50の遺跡群の中には、3つの大型のストゥーパ(仏塔)や祠堂、僧院など紀元前3世紀~後12世紀までの仏教の遺構が今に残されています。遺跡群はマウリヤ朝第3代の王であるアショーカ王がレンガ積みの小塔を建立したことから始まり、王の石柱と4頭の獅子を組み合わせた柱頭なども発見されています。また、第1ストゥーパはサーンチーを代表する建造物のひとつとして有名です。アショーカ王が各地につくった8万を超すストゥーパのひとつであり最古のもので、直径36.6m、高さ16.5mの大ストゥーパは頂上部を除いてほぼ完全な形で残されていることから、古い仏塔形式の典型として重要視されています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1989年 / 登録基準: (i)(ii)(iii)(iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

ジャイプールのジャンタル・マンタル-マハラジャの天文台

The Jantar Mantar, Jaipur
ジャイプールのジャンタル・マンタル-マハラジャの天文台
18世紀初頭、ラージプート諸国の一つアンベール王国の藩王(マハラジャ)であったサワーイー・ジャイ・シング2世が建設した天体観測施設群です。彼は科学者でもあったので、山上のアンベール城から平地のジャイプールへ遷都するタイミングで、自身の居城シティ・パレスの一角に観測施設をつくりました。彼は他の北インドの領地5カ所にも同様の観測施設をつくりましたが、ここジャイプールのものが最も規模が大きく、かつ完全な形で保存されています。なお、ジャイ・シング2世が整備した新都ジャイプールは、『ラジャスタン州のジャイプール市街』として世界遺産に登録されており、ジャンタル・マンタルも含まれています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2010年 / 登録基準: (iii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

シャンティニケタン

Santiniketan
シャンティニケタン
インド東部西ベンガル州の農村部に、詩人で哲学者のラビンドラナート・タゴールが1901年に設立した寄宿制の学校兼芸術センターがあります。1921年にはヴィシュヴァ・バーラディ大学(世界大学)となり、タゴールの「人類の一体化」という理念を象徴する存在となっています。タゴールはアジア人として最初のノーベル文学賞を受賞し、さらにインド国歌の作詞作曲をするなど、インドの国民的偉人です。彼は「世界が一つのカゴとなる」という宗教的文化的境界を超えた人類の統一・一体化という思想をここに具現化しようとしました。この学校では、屋外授業・農村での労働と生活・芸術制作などを通じ、すべてが調和した環境下で教育・自然・芸術を組み合わせた「総合芸術」を指向しました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2023年 / 登録基準: (iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

スンダルバンス国立公園

Sundarbans National Park
スンダルバンス国立公園
バングラデシュの世界自然遺産「シュンドルボン」に隣接 インド東部には、インドとバングラデシュにまたがる広大な河口デルタ地帯があります。ガンジス川とブラマプトラ川が運ぶ土砂が堆積したこの地域には、世界最大規模のマングローブ
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

タージ・マハル

Taj Mahal
タージ・マハル
近世のインドを支配したムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンは、戦地に帯同していた際に産褥熱で亡くなった愛妃ムムターズ・マハルのために、古都アーグラに霊廟を建設しました。ムムターズ・マハルという名は「宮廷の光」という意味で、皇帝が美しい妃に贈った名です。建設は1631年に始まり、1648年に完成しました。ガンジス川の支流のひとつヤムナー川の南岸、広さ17万㎡の長方形の敷地に完成した霊廟は、総白大理石の壮大なもので、高さ5.5mの基壇の上に幅65m・高さ58mの八角形の廟本体があり、四隅には高さ43mの4本のミナレットが立っています。また、廟をはさんで両側に赤砂岩造りのモスク(西側)と集会所(東側)が建てられており、その赤砂岩の赤、空の青さ、前庭の芝生や植物の緑の中に真っ白な廟が美しく映え、その色のコントラストはまさにコーランの「天上世界」を思わせるものです。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1983年 / 登録基準: (i)
詳細ページを見る Arrow-right

大チョーラ朝寺院群

Great Living Chola Temples
大チョーラ朝寺院群
9世紀から数百年にわたり南インドを支配したチョーラ朝の王たちが残したヒンドゥー教の寺院群です。11世紀から12世紀にかけて建てられた3つの大寺院があり、最初の首都タンジャーヴールには「ブリハディーシュワラ寺院」、次に遷都したガンガイコンダチョーラプラムにも同名の「ブリハディーシュワラ寺院」、そしてダラシュラムの「アイラーヴァテシュヴァラ寺院」です。これらの寺院は、建築・彫刻におけるチョーラ朝のすばらしい業績を今に伝えています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (ii)(iii)
詳細ページを見る Arrow-right

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)

Chhatrapati Shivaji Terminus (formerly Victoria Terminus)
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅は、インドのムンバイにある鉄道の駅です。1661年に英国の支配下に置かれたムンバイ(当時はボンベイ)は、造船業と綿花貿易の拠点として発展し、駅舎の建設が計画されました。英国の建築家フレデリック・ウィリアム・スティーブンスによって設計され、1878年に工事が始まりました。英国のヴィクトリア女王の即位50周年にあたる1887年に完成し、当初は「ヴィクトリア・ターミナス駅」と命名されました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2004年 / 登録基準: (ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

チャンパネール ‐ パーヴァガドゥ遺跡公園

Champaner-Pavagadh Archaeological Park
チャンパネール ‐ パーヴァガドゥ遺跡公園
インド西部グジャラート州にある標高800mのパーヴァガドゥの丘とその麓のチャンパネールには、先史時代の人の居住跡があり、その後のヒンドゥー教王国やイスラム王朝までの遺跡が残されています。13世紀にここを支配したラージプート族のキチ・チャウハーン朝が丘の上に要塞を築き、15世紀にはグジャラート・スルタン朝が麓の集落を再建し新都を建築しました。ここは16世紀にムガル帝国に滅ぼされ放棄されるまでグジャラートの首都として機能し、ムガル帝国以前の姿を残す貴重な都市遺跡です。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2004年 / 登録基準: (iii)(iv)(v)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

テランガナ州にあるカカーティヤ時代のルドレシュワラ(ラマッパ)寺院

Kakatiya Rudreshwara (Ramappa) Temple, Telangana
テランガナ州にあるカカーティヤ時代のルドレシュワラ(ラマッパ)寺院
インド南東部にあるルドレシュワラは、12~14世紀にこの地を支配したカカーティヤ朝時代に築かれたシヴァ神を祀るヒンドゥー教寺院です。マルコ・ポーロもここを訪れ、その美しさを絶賛したと伝わっています。繊細な彫刻を施された梁と柱が特徴的で、それらは地元の舞踊や文化を今に伝えています。また、高くそびえるピラミッド形の塔ヴィマーナには、水に浮くような多孔性の軽量レンガを使用し、重厚な外観を持ちながら重量軽減と耐震性向上を図っています。「寺院は自然環境の一部として建造されるべき」という理念に基づき、周囲の丘・森林・川・湖などと調和し、一体となって存在しています。この寺院は通称「ラマッパ寺院」と呼ばれていますが、ラマッパという職人によって建設されたことからそう呼ばれています。職人の名が寺院につけられるのは大変珍しいことです。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2021年 / 登録基準: (i)(iii)
詳細ページを見る Arrow-right

デリーのクトゥブ・ミナールとその関連施設

Qutb Minar and its Monuments, Delhi
デリーのクトゥブ・ミナールとその関連施設
インドの首都デリーの数km南、ニューデリーの南端にあるインド最古のイスラム建築群です。13世紀初頭にクトゥブ・ウッディーン・アイバク(後にこの地に「奴隷王朝」を開きます)が北インド制圧の記念として建造したものです。破壊したヒンドゥー教やジャイナ教の寺院の建材を流用したため、インドの伝統建築とイスラム建築が混在しているように見える建物群です。「イスラムの力」という意味の「クワット・アル・イスラム・モスク」は20ものヒンドゥー教寺院からの建材を再利用しています。このモスクは西アジアのイスラム建築の古典的様式をモデルとして建てられました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (iv)
詳細ページを見る Arrow-right

デリーのフマユーン廟

Humayun's Tomb, Delhi
デリーのフマユーン廟
インドの首都デリーにあるムガル帝国の第2代皇帝フマユーンの墓廟です。初代皇帝バーブルの跡を継いだフマユーンは生涯戦いに明け暮れ、一時インドから追われてペルシャに亡命するなど波乱の生活を送りましたが、16世紀半ばにようやく北インドの支配を奪還しました。しかしその翌年に不慮の事故で亡くなったことから、「悲劇の皇帝」ともいわれます。彼の死後にペルシア出身でイスラム教徒である王妃のベーグムによりこの墓廟が建設されました。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1993年 / 登録基準: (ii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ドーラヴィーラ:ハラッパーの都市

Dholavira: a Harappan City
ドーラヴィーラ:ハラッパーの都市
「古代四大文明」のひとつ「インダス文明(別名ハラッパー文明)」の代表的遺跡です。インダス側流域には紀元前3000年頃から人々が住み始め「モヘンジョ・ダーロ」や「ハラッパー」などの都市ができましたが、紀元前2000年頃から徐々に衰退して紀元前1500年頃にはほぼ廃墟となりました。文明衰退の理由は、川筋の移動や気候変動などが推測されていますが定かではありません。ドーラヴィーラはインダス川本流から少し離れた、インド西部のカッチ湿原に浮かぶカディール島にあり、雨季には2つの川が出現し水に囲まれます。また出土する工芸品などから、メソポタミア文明との交流があったことが窺われ、ここは古代文明間の水運交易の中継地であったとも言われます。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2021年 / 登録基準: (iii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

ナーランダ・マハーヴィハーラの遺跡群

Archaeological Site of Nalanda Mahavihara at Nalanda, Bihar
ナーランダ・マハーヴィハーラの遺跡群
インド北東部ビハール州のナーランダ(「蓮のある場所」という意味)には紀元前3世紀から紀元後13世紀にかけての仏教の学術・修道活動が行われた遺跡があります。ストゥーパ(舎利塔)や霊廟、ヴィハーラ(僧院)などの他、多くの貴重な美術品も残されています。ここはインド亜大陸における最初の大学として、5世紀から13世紀までの800年間、途切れることなく体系的な知識の伝承が行われた地です。7世紀にははるばる中国から玄奘三蔵が来て、ここで学んだと伝わります。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 2016年 / 登録基準: (iv)(vi)
詳細ページを見る Arrow-right

ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園

Nanda Devi and Valley of Flowers National Parks
ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園
インド北部の西ヒマラヤの高地にあるナンダ・デヴィ国立公園はインド第二の高峰ナンダ・デヴィ山(7,817m)をいただき、ヒンドゥー教の女神ナンダの住む聖地として豊かな自然が広がる地域です。ここには絶滅危惧種のユキヒョウやジャコウジカなどが生息しており、環境保護のため1983年からは学術調査以外の入山は禁止されています。険しい山岳地形のナンダ・デヴィ国立公園と対照的に、花の谷国立公園の標高3,500mあたりの雪解け水に恵まれた谷には、穏やかな地形に美しい高山植物の花畑が広がり、600種以上の植物が生息しています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 1988年 / 登録基準: (vii)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

西ガーツ山脈

Western Ghats
西ガーツ山脈
西ガーツ山脈は、インド南西部の海岸線から30~50km内陸に入ったところを海岸線に沿うように南北に連なっている山脈です。1カ所途切れてはいるものの、その連なりは1,600kmに達します。この山脈はヒマラヤ山脈よりも古く、太古の昔よりインド亜大陸の西側に存在していました。そのため、熱帯にありながらアラビア海から吹く偏西風(モンスーン)の影響で高山森林の生態系が広がっています。この地域の生物多様性と固有種の多さは特筆すべきもので、「地球上で最も重要な生態系のホットスポット」のひとつとされています。IUCNのレッドリストに記載されている絶滅危惧種・危急種も多く生息しています。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2012年 / 登録基準: (ix)(x)
詳細ページを見る Arrow-right

パッタダカルの寺院群

Group of Monuments at Pattadakal
パッタダカルの寺院群
インド中南部のパッタダカルは、6~12世紀にデカン高原を支配したチャールキヤ朝第2の都市で、7~8世紀に多くのヒンドゥー教の寺院や祠堂が建てられました。ここでは、屋根が砲弾形の「北方型」とピラミッド形の「南方型」という2つの様式が混在し、北インドと南インドの建築様式の調和・融合が見られます。最大規模のシヴァ寺院であるヴィルーパークシャ寺院は南方型寺院の傑作とされ、シヴァ神の美しい彫刻が施されています。これは8世紀にヴィクラマディーティヤ2世の王妃ロカマーハーデーヴィが夫の勝利を記念して建立したものです。
地域: 西・南アジア / 国名: インド / 分類: 文化遺産 / 登録年: 1987年 / 登録基準: (iii)(iv)
詳細ページを見る Arrow-right

Find More

インドの世界遺産をもっと探す