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世界遺産一覧

("隕石"関連)

ステウンスの崖壁

Stevns Klint
ステウンスの崖壁
デンマークのシェラン島中東部にある海岸沿いに高さ41mの白亜質の崖壁が15㎞も続いています。地球の生命史における隕石衝突の影響を証明する世界的にも卓越した証拠を持つ場所です。この遺産は、約6500万年前の白亜紀末期にメキシコのユカタン半島の沖合にチクシュルーブ隕石が衝突した証拠を表しています。隕石の衝突の際に巻き上げられた灰が多く離れたステウンスにも降り積もり、滅びた動植物の化石が完全な形で残る地層が発見されました。この出来事が恐竜時代の終焉を引き起こしたと広く信じられています。この場所は、小惑星によって恐竜などの大量絶滅が引き起こされたという根本理論を築いた、ルイス・W・アルバレスと息子ウォルターらによる研究が行なわれた3つの場所の中で最も重要でアクセスしやすい場所となっており、その科学的意義は非常に高いものです。この遺産は、科学への過去、現在、そして未来の貢献という観点でも極めて重要であり、その価値を世界中の人々に伝えています。
地域: ヨーロッパ / 国名: デンマーク王国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2014年 / 登録基準: (viii)
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バーバートン・マコンジュワ山脈

Barberton Makhonjwa Mountains
バーバートン・マコンジュワ山脈
「バーバートン・マコンジュワ山脈」は南アフリカの北東部、エスワティニに隣接する地域にあります。この山脈は世界最古級の地質構造の一つである「バーバートン・グリーンストーン・ベルト」の約40%を占めています。これは、36億年前から32億5,000万年前に形成された火山岩と堆積岩が非常に優れた保存状態で残されているもので、隕石の衝突、火山活動、地殻の変動、そして最初期の生命が出現した際の環境など、この地球ではじめて大陸が形成された頃の状況を知るための、極めて貴重な地質学的記録となっています。
地域: アフリカ / 国名: 南アフリカ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2018年 / 登録基準: (viii)
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フレーデフォート・ドーム

Vredefort Dome
フレーデフォート・ドーム
今から20億2,300万年前にアフリカ大陸に隕石が落下しました。その痕跡が「フレーデフォート・ドーム」です。南アフリカ共和国のヨハネスブルクの南西120kmに位置します。半径は最大190kmもある世界最大かつ最も深くえぐられた隕石痕で、地球上で発見された隕石痕のなかで最古級のものです。直径およそ10~12キロメートルの隕石が秒速20キロメートルで衝突した可能性があり、地球史上最大級の単一のエネルギー解放イベントだったとされています。隕石衝突によるクレーター底下の地殻構造を露出させた唯一の事例として、隕石が天体に及ぼす影響を研究するうえで貴重な研究材料になっています。
地域: アフリカ / 国名: 南アフリカ共和国 / 分類: 自然遺産 / 登録年: 2005年 / 登録基準: (viii)
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