about
世界の熱帯島の中でも有数の生物多様性を誇る公園
この国立公園は、キューバ東部北海岸、カリブ海に面するニペ・サグア・バラコア山地などの山岳地帯と森林に覆われた地域を含みます。中南米の自然を調査し、近代地理学の祖と呼ばれたドイツの学者アレクサンダー・フォン・フンボルトを記念して命名されました。約1,300種の種子植物のうち約70%が固有種とされ、哺乳類や昆虫の約3分の1、鳥類の5分の1、爬虫類・両生類の大多数はキューバまたは地域の固有種です。今後も多くの新種の発見が期待されています。
厳しい環境を生き抜いてきた固有の生物たち
この驚異的な生物多様性の理由は、複雑な地形と様々な土壌に加え、氷河期に一帯がカリブ海周辺の生物の避難所の役割を果たしたことにあります。このエリアに避難した古代の生物種は、厳しい氷河期を生き抜き、子孫を残すことができたのです。さらに、この土地の基盤となる岩の多くは、植物にとって有害な成分を多く含む蛇紋岩(じゃもんがん)やかんらん石です。この環境に適応できるように独特の進化を遂げた結果、固有種である植物種が多数誕生したと考えられています。
アクセス
首都ハバナのホセ・マルティ国際空港からバラコアまでバス・車で約15時間。
執筆協力者PROFILE
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に囲まれた和歌山県で生まれ育つ。大学在学中に「ふるさとと世界をつなげたい」と決意し、自治体の国際交流について研究。現在公立高校の地理歴史・公民科教諭。一児の母でもあり、結婚式や子の七五三も故郷の世界遺産で行った。
アクセス
首都ハバナのホセ・マルティ国際空港からバラコアまでバス・車で約15時間。
執筆協力者PROFILE
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に囲まれた和歌山県で生まれ育つ。大学在学中に「ふるさとと世界をつなげたい」と決意し、自治体の国際交流について研究。現在公立高校の地理歴史・公民科教諭。一児の母でもあり、結婚式や子の七五三も故郷の世界遺産で行った。
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