about
被災するたびに復興し、約230年間発展を続けた「首都」
現在はコーヒー栽培地域の中心地であるアンティグア・グアテマラは、スペイン植民地時代、グアテマラ総督領の首都でした。1543年に建設されたこの都市は、火山に囲まれた標高約1,500mの高地にあったため、度重なる地震に襲われてきた歴史をもっています。被災のたびに壁を厚くし、柱を太く短くするなど建造物に耐震性が施され、約230年間発展し続けました。しかし1773年に起きた大地震は、街の再建を放棄させるほど甚大な被害を生みました。これにより、首都はここから約40km離れた場所に移されます。それが現在の首都であるグアテマラ・シティです。
あらゆる面で影響を与えたカトリック教会
首都が移転されるまでの間、アンティグア・グアテマラは政治や文化、教育などの面で地域全体の中心地として栄えました。中央広場の周りを碁盤の目状に交差する道は、ラテンアメリカにおける初期の都市計画の一例であり、16世紀の都市の面影を見てとることができます。この都市は、街の規模のわりに宗教施設の遺構が多く残されています。ラ・メルセー教会など38に及ぶ教会堂や、サン・カルロス神学校、各修道院などは、植民地時代にカトリック教会が市民生活のあらゆる面で影響を与えたことを伝えるものです。
アクセス
ラ・アウロラ国際空港から乗り合いタクシーが出ている。所要時間は1時間から1時間30分。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
ラ・アウロラ国際空港から乗り合いタクシーが出ている。所要時間は1時間から1時間30分。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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