about
イスラム教とキリスト教の要素が融合した「ムデハル様式」
スペインのアラゴン州にあるムデハル様式の建築群は、12~17世紀にかけて、レコンキスタ後もアラゴン王国への残留が許されたイスラム教徒らにより建設されました。現存する10件の建造物には、テルエルのサンタ・マリア・デ・メディアビーリャ大聖堂やサン・ペドロ聖堂、州都サラゴサのアルハフェリア宮殿やサン・パブロ聖堂などが含まれ、世界遺産に登録されています。
住民が信仰の違いを乗り越えて平和に共存できた瞬間
キリスト教とイスラム教の2つの文化の融合様式とも言えるムデハル様式の建造物には、馬蹄形の尖塔アーチや木製の格天井といったイスラム建築の要素と、初期にはロマネスク様式、14世紀以降にはゴシック様式といったキリスト教建築の要素が見られます。さらに、色彩タイルやレンガを使用した幾何学文様の壁面がこの遺産最大の特徴です。これらの建造物は、住民が信仰の違いを乗り越えて平和に共存できた瞬間を静かに語り継いでいます。
アクセス
バレンシアバスターミナルからテルエルバスターミナルまでバスで約2時間。
執筆協力者PROFILE
広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。
アクセス
バレンシアバスターミナルからテルエルバスターミナルまでバスで約2時間。
執筆協力者PROFILE
広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。
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