about
南米大陸で最も生物多様性に富む生態系
ブラジル南東部に位置するサウス・イースト大西洋沿岸森林保護区群は、氷河期以来、他の地域から隔絶されてきたため、豊かな生物多様性を誇ります。パラナ州とサンパウロ州にまたがる25の保護区からなり、山岳林から湿地、沿岸の島々まで多様な景観を含んでいます。この広大な地域は、ブラジルの生物多様性の進化史における重要な証拠であり、生態系全体の持続可能性を確保する上で極めて重要な役割を果たしています。
絶滅危惧種を守る多様な生物の生息地
この保護区は、その生物学的豊かさで知られ、多くの希少種や固有種の宝庫です。特に植物相は世界でも有数の多様性を誇り、一部の地域では1ヘクタールあたり450種以上の樹木が確認されています。また、ジャガーやヤブイヌ、そして絶滅危惧種のクモザルやクロガオタマリンなど、120種の哺乳類と350種の鳥類が生息しており、生物多様性の保護における国際的な重要性が認められています。
景観美と人間活動の調和がとれた保護区
この保護区は、壮大な山脈や滝、洞窟など、息をのむような美しい自然景観を有しています。ブラジルにおける最古の植民地化の痕跡が残る地域でありながら、地形が険しくアクセスが困難であったこと、そして伝統的な生活様式をおくる先住民族が存在していたことにより、人間の環境への影響は最小限に抑えられてきました。これにより、この貴重な自然が手つかずの状態で保全され、生態系と人類活動の調和が実現されています。
アクセス
サンパウロやクリチバといった主要都市からアクセスし、そこからバスやレンタカーを利用するのが一般的。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
サンパウロやクリチバといった主要都市からアクセスし、そこからバスやレンタカーを利用するのが一般的。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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