アビラの旧市街と城壁外の教会群
イスラム教徒の侵入に備えて築かれた城塞。丘の上にはアビラ大聖堂がそびえる(写真中央)

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : スペイン 分類 : 文化遺産 登録年 : 1985年 範囲変更年 : 2007年 登録基準 : (iii) (iv) 遺産の面積 : 0.364㎢ 座標 : N40 39 23.22 W4 42 0.4

about

旧市街を囲む全長2.5kmの城壁と聖堂群

11世紀、レコンキスタ(国土回復運動)によってキリスト教徒を再入植させることに成功したアビラは、イスラム勢力からの反撃に備えるために街全体を城壁で取り囲み要塞化しました。9年の歳月を費やして完成した城壁は、高さ12m×全長2.5kmの規模を誇り、半円形の88の塔に9つの門を備えて、堅牢な姿でそびえ立っています。

「城壁と聖人の町」

特徴的なのは、東側で城壁と大聖堂が一体化されている点です。大聖堂には、エル・シモロと呼ばれる塔も設けられています。また、イスラム勢力による破壊から再建されたロマネスク様式のサン・ビセンテ教会などの教会群も良好な状態で残されています。16世紀にはアビラ出身でカルメル会女子修道院の創設者である聖テレサが、城壁外にサン・ホセ修道院を建立。その影響からアビラは「城壁と聖人の町」と呼ばれています。

アクセス

マドリード「チャマルティン駅」から「エル・エスコリアル駅」を経由して「アビラ駅」まで列車で約1時間30分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。

遺産DATA

保有国 : スペイン
分類 : 文化遺産
登録年 : 1985年
範囲変更年 : 2007年
登録基準 : (iii) (iv)
遺産の面積 : 0.364㎢
座標 :N40 39 23.22 W4 42 0.4

アクセス

マドリード「チャマルティン駅」から「エル・エスコリアル駅」を経由して「アビラ駅」まで列車で約1時間30分。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ

広島県出身。平和継承の入口として世界遺産検定を受験。現在は認定講師として大学、専門学校等で講座実施。2021年にポッドキャスト「行きたくなる世界遺産!」(地域情報/トラベル部門最高2位獲得)を開設しパーソナリティを務めつつ世界遺産関連施設で番組イベントを開催。