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350万年以上前に二足歩行した猿人
先史時代の人類の化石が大量に発掘されている地域の一つが、エチオピア東北部のアワッシュ川下流域一帯です。この地域の人類や動物の化石を調査するため、1973年から1976年まで国際的な専門家のチームによる大規模な発掘プロジェクトが組まれました。その中で、350万年以上前にすでに二足歩行を行っていたという猿人アウストラロピテクス・アファレンシスの化石が見つかり、人類の進化、人類史の概念が塗り替えられました。
古人類の研究を進めた「ルーシー」
ほかにも、1974年の調査中にはメスの猿人の全身骨格の約4割、52個の骨格片が発掘されました。この個体は「ルーシー」と名付けられ、古人類の研究上、重要な資料となっています。アワッシュ川下流域は、アフリカ大陸を南北に縦断する巨大渓谷「大地溝帯」に位置しています。大地溝帯はプレート境界の一つで、周辺には古人類学研究において重要な意味を持つ中新世、鮮新世、更新世といった時期の地層の多くが集中しているのですが、これは現地の火山活動が活発で、上から積もる火山灰が過去の動物相や植物相を保存するためと考えられています。
アクセス
日本からエチオピアの首都アディスアベバへ経由便で約20時間以上。国内線で約1時間のディレ・ダワの街からタクシーやバスで現地へ。
執筆協力者PROFILE
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
アクセス
日本からエチオピアの首都アディスアベバへ経由便で約20時間以上。国内線で約1時間のディレ・ダワの街からタクシーやバスで現地へ。
執筆協力者PROFILE
文化遺産や美術工芸を自身のテーマに関西や北陸、四国で長年取材・執筆。アンコールやマヤなど海外の遺跡取材や、「世界遺産ポンペイの壁画展」などの展覧会運営にも携わった。国内唯一の点字新聞でデスクを担った経験から、世界遺産のアクセシビリティーにも関心を持つ。
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