about
複数の民族が共生する多様な地理的環境
セネガル南東部に位置するこの遺産は、バッサーリ族、フラ族、ベディク族がそれぞれ居住する三つの異なる地理的地域を含んでいます。この地域は、フータ・ジャロン山塊の北の丘陵地帯に位置し、沖積平野と準平野、そして山岳地帯という異なる地理的環境を特徴としています。11世紀から19世紀にかけて定住を始めたこれらの人々は、周囲の自然環境と共生する独自の文化と生息地を築き上げ、山地には、天然の洞窟が点在しており、異なる文化集落の設立と防衛に非常に有利な環境を提供してきました。
段々畑と急勾配の茅葺き屋根に見る独自の土地利用
バッサーリ地方は、農牧、社会、儀式、そして精神的な慣習において独自の特徴を持つ多文化的な景観です。バッサーリ族の景観は、段々畑と水田が特徴的で、その間に村や集落が点在しています。一方、ベディク族の村は、急勾配の茅葺き屋根が密集して形成されています。これらの景観と文化的な表現は、環境的制約や人為的圧力に対する独自の対応を示しており、限られた資源を尊重し、持続可能に利用する能力を際立たせています。
伝統と精神的な意味に満ちた「生きた景観」
このバッサーリ地方の人々が抱く神聖な側面は、人間と生活環境との関わりを規制するのに役立ち、慣習、社会的規則、儀式、そして信仰の複雑な絡み合いを例外的かつ具体的に証言しています。これらの要素は、文化的伝統と精神的意味によって形作られて文化的景観を生み出しました。この場所は、古代の集落の痕跡とともに、今もなお活気に満ちた地域文化を育む、よく保存された多文化景観です。
アクセス
首都ダカールからタンバクンダへバスで10〜12時間。さらにバスで6〜7時間かけてケドゥグへ。そこから4WDで1~3時間。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
首都ダカールからタンバクンダへバスで10〜12時間。さらにバスで6〜7時間かけてケドゥグへ。そこから4WDで1~3時間。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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