about
仏教4大聖地のひとつ
今から2,500年ほど前、釈迦(本名:ゴータマ・シッダールタ)はここブッダガヤの地の菩提樹の下で瞑想しているときに悟りを開き「仏陀」となりました。「仏陀」とは「悟りを開いた人」という意味です。ここにはその菩提樹の子孫であるといわれる大きな菩提樹の木があります。紀元前3世紀、古代インドのマウリア朝のアショーカ王は深く仏教に帰依し、この瞑想場所の「金剛宝座(仏座)」を整備し、「欄楯(らんじゅん)」と呼ばれる石造の囲いで周りを囲いました。菩提樹と金剛宝座は、仏教における最高の聖跡とされ、世界中から巡礼者が集まります。
高さ50mを超える大寺院マハーボディ(大菩提寺)
放浪の修行をしていた釈迦がたどり着いたこの地に、紀元前3世紀頃アショーカ王が寺院を立てました。5〜6世紀のグプタ朝時代に、現在見られる9層の高さ50m超の大寺院マハーボディが建てられました。これは最古のレンガ構造の寺院といわれています。その後長い間整備されず荒廃と破壊にさらされましたが、19世紀になって復元されました。現在に至るまで地元や世界中の信者によって保存されています。
アクセス
最寄りのガヤ空港へはデリーから飛行機もしくは鉄道。ガヤ空港からブッダガヤまではタクシーかオートリキシャ(バイクのタクシー)を利用。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
アクセス
最寄りのガヤ空港へはデリーから飛行機もしくは鉄道。ガヤ空港からブッダガヤまではタクシーかオートリキシャ(バイクのタクシー)を利用。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
Similar Heritage
特徴が似た遺産を探す