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ゴシック美術の傑作サン・テティエンヌ大聖堂
ブールジュは、古代ローマ時代には「アヴァリクム」と呼ばれていた都市で、現在のサントル=ヴァル・ド・ロワール地域に位置しています。ここはガリアで最初期のキリスト教共同体のひとつで、サン・テティエンヌ大聖堂は最初の殉教者である聖ステファノに捧げられ、3世紀から礼拝の場として使われてきた場所に建てられています。ブールジュのサン・テティエンヌ大聖堂は、12世紀末から13世紀末にかけて建てられたゴシック美術の傑作のひとつで、その均整の取れたプロポーションと統一感のある設計が高く評価されています。タンパン(半円形の彫刻部分)、彫像、ステンドグラスは特に印象的で、建築の美しさだけでなく、中世フランスにおけるキリスト教の力を物語っています。

傑作「最後の審判」のタンパン
設計はシンプルで調和が取れていて、五つの身廊と聖歌隊を囲む礼拝堂を持つバシリカ式の構造になっています。二重のフライング・バットレスによって、トリビューン(上階席)が不要となり、身廊と側廊全体に均等な光が差し込むようになっています。この大聖堂の最も注目すべき特徴は、側壁の遠近感と内部空間の統一性。西正面中央の「最後の審判」のタンパンや、北・南の扉の彫刻、そして彫刻された聖障などは、ゴシック美術の傑出した例です。さらに、14〜16世紀にかけて加えられたステンドグラスは、まるでその時代の美術を網羅した百科事典のような存在です。
アクセス
成田・羽田・関空などからパリ・シャルル・ド・ゴール空港へ直行便で移動。パリからブールジュへはパリ・オステルリッツ駅(Gare d’Austerlitz)からTER(地方列車)でブールジュ駅へ、所要時間は2時間〜2時間45分ほど。直通便は朝と夕方に限られるため、乗り換えが必要な場合もある。ブールジュ駅から大聖堂までは徒歩約15分。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマン。趣味は世界遺産と言語。「リラの僧侶」の名で世界遺産ポッドキャスト「ニュースで読み解く世界遺産」のラジオパーソナリティーを担当。好きな世界遺産はリラの修道院。
アクセス
成田・羽田・関空などからパリ・シャルル・ド・ゴール空港へ直行便で移動。パリからブールジュへはパリ・オステルリッツ駅(Gare d’Austerlitz)からTER(地方列車)でブールジュ駅へ、所要時間は2時間〜2時間45分ほど。直通便は朝と夕方に限られるため、乗り換えが必要な場合もある。ブールジュ駅から大聖堂までは徒歩約15分。
執筆協力者PROFILE
民間企業勤務のサラリーマン。趣味は世界遺産と言語。「リラの僧侶」の名で世界遺産ポッドキャスト「ニュースで読み解く世界遺産」のラジオパーソナリティーを担当。好きな世界遺産はリラの修道院。
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