about
「1,000のミナレットが立つ街」と呼ばれたイスラム都市
現在のエジプトの首都カイロは、7世紀にアラビアから攻めてきたイスラム・アラブ軍の軍事拠点フスタートを起源とします。10世紀の中頃にファーティマ朝がここに新都市を建設し、そこを「勝利者の都市(ミスル・アル・カーヒラ)」と名づけました。カーヒラの英語読みが「カイロ」です。その後交易等で発展し、政治・経済の面だけでなく、イスラム教の学問と芸術の中心地となりました。13世紀のマムルーク朝の時代にはさらに発展をとげ、町中にモスクやミナレットが建設され「1,000のミナレットが立つ街」と呼ばれました。
アクセス
カイロまでは日本からエジプト航空の直行便がある。またカタール航空やエミレーツ航空の乗継便もある。イスラム地区(歴史地区)までは地下鉄またはタクシーで行ける。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
Details
アムル・イブン・アル・アース・モスク
Mosque of Amr ibn al-As
イブン・トゥールーン・モスク
Mosque of Ahmed Ibn Tulun
スルタン・ハサン・モスクとマドラサ
Mosque-Madrassa of Sultan Hassan
アズハル・モスク
Al-Azhar Mosque
アクセス
カイロまでは日本からエジプト航空の直行便がある。またカタール航空やエミレーツ航空の乗継便もある。イスラム地区(歴史地区)までは地下鉄またはタクシーで行ける。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
Similar Heritage
特徴が似た遺産を探す