カラカスの大学都市
ベネズエラ中央大学(UCV)の図書館(ⒸRobert Marín/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0

遺産DATA

地域 : 南米 保有国 : ベネズエラ・ボリバル共和国 分類 : 文化遺産 登録年 : 2000年 登録基準 : (i) (iv) 遺産の面積 : 1.64203㎢ 座標 : N10 29 26.628 W66 53 26.4

about

モダニズム建築と芸術と機能性の融合

カラカスの大学都市は、建築家カルロス・ラウル・ビリャヌエバが1940年から1960年にかけて設計・計画した、ベネズエラ中央大学の施設群であり、モダニズム建築の傑作です。彼は、建築と視覚芸術を統合し、機能的でありながらも芸術性に富んだ空間を創造しました。特に、アレクサンダー・カルダーの彫刻「雲」が設置されたアウラ・マグナ(講堂)は、この壮大な構想を象徴する代表的な例です。

独創的な都市計画と熱帯気候への適応

このキャンパスは、都市計画、建築、芸術が調和した、20世紀初頭の理想を具現化したものです。広い敷地に多くの建物や機能が巧みに配置され、全体の統一感を保っています。また、中庭や格子状の窓などを効果的に用いることで、ベネズエラの熱帯の気候に適した革新的な建築解決策が導入されており、その独創性が高く評価されています。

文化的・教育的遺産としての価値

大学都市は、単なる教育機関ではなく、ベネズエラの文化的な象徴であり、その歴史的価値も非常に高いです。シモン・ボリバルによって植民地時代に設立された歴史を持ち、現代においても進化を続けています。この遺産は、環境と文化の保全を目的とした生態学的・社会的な協調の基盤を築き、熱帯環境にふさわしい開放的で風通しの良い建築物の一例となっています。

アクセス

首都のカラカス市内に位置しており、地下鉄1号線の「Universidad(ウニベルシダー)駅」からすぐ。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。

遺産DATA

地域 : 南米
分類 : 文化遺産
登録年 : 2000年
登録基準 : (i) (iv)
遺産の面積 : 1.64203㎢
座標 :N10 29 26.628 W66 53 26.4

アクセス

首都のカラカス市内に位置しており、地下鉄1号線の「Universidad(ウニベルシダー)駅」からすぐ。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。