シャルトルの大聖堂
小高い丘の上に立つシャルトルの大聖堂

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : フランス共和国 所在地 : Department of Eure-et-Loire, Centre Region 分類 : 文化遺産 登録年 : 1979年 範囲変更年 : 2009年 登録基準 : (i) (ii) (iv) 遺産の面積 : 0.0106㎢ バッファ・ゾーン : 0.6241㎢ 座標 : N48 26 51 E1 29 14

about

保存状態のよいステンドグラス

シャルトル大聖堂は、13世紀初頭の宗教建築の中でも最も完全で、中世西ヨーロッパで最も人気のあった聖母マリアへの巡礼地として知られています。その建築と装飾の統一性、フランスを代表するゴシック建築であること、中世キリスト教美術に及ぼした巨大な影響により、シャルトル大聖堂は中世建築史における重要なランドマークとして位置づけられています。特に、12世紀と13世紀の際立ったステンドグラス群、記念碑的な彫刻は、シャルトル大聖堂をゴシック美術の中でも最も素晴らしく、最も保存状態の良い例の一つとしています。シャルトル大聖堂は1210年から1250年にかけて製作されたステンドグラスの窓の統一された装飾をほぼ完全に保存しています。これに加えて、王室の玄関の上に12世紀の3つのステンドグラスの窓、そして13世紀の3つのファサードに施された大きなバラ窓があります。これら3つのファサードの大きなバラ窓はそれぞれ西側が「最後の審判」、北側が「聖母の栄光」、そして南側が「キリストの栄光」と呼ばれています。

アクセス

日本からパリへの直行便で移動。パリのモンパルナス駅からTER(フランス国鉄快速列車)を利用しシャルトル駅まで約1時間15分。そこから大聖堂までは徒歩約10分。

執筆協力者PROFILE

渡邊 圭
渡邊 圭
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター(世界遺産アカデミー賞)

民間企業勤務のサラリーマン。趣味は世界遺産と言語。「リラの僧侶」の名で世界遺産ポッドキャスト「ニュースで読み解く世界遺産」のラジオパーソナリティーを担当。好きな世界遺産はリラの修道院。

遺産DATA

所在地 : Department of Eure-et-Loire, Centre Region
分類 : 文化遺産
登録年 : 1979年
範囲変更年 : 2009年
登録基準 : (i) (ii) (iv)
遺産の面積 : 0.0106㎢
バッファ・ゾーン : 0.6241㎢
座標 :N48 26 51 E1 29 14

アクセス

日本からパリへの直行便で移動。パリのモンパルナス駅からTER(フランス国鉄快速列車)を利用しシャルトル駅まで約1時間15分。そこから大聖堂までは徒歩約10分。

執筆協力者PROFILE

渡邊 圭
渡邊 圭
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター(世界遺産アカデミー賞)

民間企業勤務のサラリーマン。趣味は世界遺産と言語。「リラの僧侶」の名で世界遺産ポッドキャスト「ニュースで読み解く世界遺産」のラジオパーソナリティーを担当。好きな世界遺産はリラの修道院。