外八廟にある「普陀宗乗之廟」。『ラサのポタラ宮歴史地区』に似せて建てられた
about
中国全土の縮図ともいえる景観
北京の北東約250km、河北省の承徳にある避暑山荘は、歴代清朝皇帝の避暑地でした。江南地方の水郷や北方地方の草原といった自然美と、様々な宮殿様式を組み合わせ、中国全土の縮図ともいえる景観をつくりだしました。外八廟は、避暑山荘の東と北を取り囲むよう丘陵地帯につくられた寺廟群の総称で、1713 年創建の溥仁寺に始まり、約66年の歳月をかけて完成しました。初期の寺院は漢族の伝統建築様式に則っていますが、その後はチベットの建築様式に従っていて、 少数民族との融和を目指したことがうかがえます。
アクセス
北京からバスで約3時間半。
執筆協力者PROFILE
萩原 卓
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/森林インストラクター/自然観察指導員/国家資格キャリアコンサルタント
大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。
アクセス
北京からバスで約3時間半。
執筆協力者PROFILE
萩原 卓
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/森林インストラクター/自然観察指導員/国家資格キャリアコンサルタント
大阪府出身。大学卒業後電気機器メーカーに入社、2015年退職。在職時代世界遺産に興味を持ち、2010年世界遺産検定マイスター資格取得、以降世界遺産アカデミー認定講師として、大学、自治体、カルチャー教室等で世界遺産講座や世界遺産検定対策講座など多数実施中。
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