about
1973年に設立されたネパール初の国立公園
インドとの国境付近の丘陵地帯の「タライ」と呼ばれる地域に位置しており、総面積932㎢を誇る一帯は王室の狩猟地として保護されてきた歴史を持っています。タライ地域の生態系が残された貴重な場所で、公園周辺の750㎢の中にはラムサール条約に指定されているビーシャザール湖と関連湖なども含まれています。
インドサイやベンガルトラの貴重な生息地
レッドリストでVU(危急種)に指定されているインドサイの世界で2番目に大きい個体群の生息地となっており、1980年代に約300頭だった生息数は2011年には503頭まで回復しています。また、こちらもレッドリストでEN(絶滅危惧種)に指定されているベンガルトラの主要な生息地のひとつとしても知られ、ベンガルトラも1980年代に40頭程度だった生息数が2010年には125頭にまで増加しています。一方で鳥類の生息密度が世界で最も高い地域としても知られており、350種以上の鳥類がこの地域に生息しています。
アクセス
カトマンズ・トリブバン国際空港から最寄りのバラトプル空港まで飛行機で約20分。
執筆協力者PROFILE
2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。
アクセス
カトマンズ・トリブバン国際空港から最寄りのバラトプル空港まで飛行機で約20分。
執筆協力者PROFILE
2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。
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