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ドナウ・デルタ形成の歴史
ドナウ・デルタは全長約3,000㎞の大河、ドナウ川が生み出した三角州です。黒海に注ぐ手前で3つの支流に分かれ、ヨーロッパ最大の連続湿地帯を形成しています。面積は約5,470㎢に及び、貴重な生物と自然が育まれる広大な地域です。世界遺産登録国はルーマニア。ドナウ川が運んだ大量の土砂が堆積してできた場所で、大小の湖や沼、砂地の森などが広がっています。三角州のほかに干潟や湿原もあり、多彩な動植物が生息しています。
動植物の楽園となっている湿地帯
動物では、魚類が淡水魚45種を含む100種以上、鳥類は300種以上が確認されており、100万羽以上の渡り鳥が飛来します。特にモモイロペリカンとハイイロペリカンの繁殖地として重要な環境となっています。植物に目を向けると、多くの淡水湖が存在し、水生植物が広がっています。水に覆われたヨシ原が広がる湖には、「プラウル」と呼ばれるヨシの小島が見られます。
アクセス
ブカレストからバスで最寄りのトゥルチャへ約5時間。トゥルチャから船でデルタ内へ。
執筆協力者PROFILE
保育士の資格を取得後、2005年より児童関係の仕事に就く。仕事をしながら社会福祉士の資格を取得し、興味を持っていた世界遺産検定にも挑戦。世界遺産検定1級を複数回合格。現在は仕事と並行しながら保育や世界遺産を中心としたブログも執筆している。
アクセス
ブカレストからバスで最寄りのトゥルチャへ約5時間。トゥルチャから船でデルタ内へ。
執筆協力者PROFILE
保育士の資格を取得後、2005年より児童関係の仕事に就く。仕事をしながら社会福祉士の資格を取得し、興味を持っていた世界遺産検定にも挑戦。世界遺産検定1級を複数回合格。現在は仕事と並行しながら保育や世界遺産を中心としたブログも執筆している。
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