about
暮らしを支えた城壁と庭園
『ディヤルバクル要塞とヘヴセル庭園群の文化的景観』は、トルコ南東部、ティグリス川上流域にある城塞都市と庭園、そして川や周辺の自然を含めた文化的景観です。ディヤルバクルの町は、全長約5,800mという非常に大きな城壁に囲まれており、数多くの塔や門が築かれています。この都市は、ヘレニズム時代、ローマ時代、ササン朝ペルシア時代、ビザンツ時代、イスラム時代、オスマン時代と、さまざまな時代を通して地域の中心地として重要な役割を果たしてきました。城壁が壊されても修理が行われるなど、何度も造り直されてきた痕跡からも、長い歴史の積み重ねを知ることができます。さらに、城壁だけでなく、その内側には「イチカレ(内部)」と呼ばれる中枢部分があります。イチカレは町の中心として政治や防衛の役割を果たし、都市全体を支えてきました。また、市街地とティグリス川の間に広がるヘヴセル庭園は、川の恵みを受ける農耕地として整えられ、人々の暮らしに必要な食料や水を得る場となってきました。城塞、庭園、川、橋が一体となったこの景観は、自然と人間の暮らしが深く結びついてきたことを今に伝える貴重な証拠です。
アクセス
イスタンブールからディヤルバクル空港まで飛行機で約1時間半、さらに空港からディヤルバクル要塞まで車で約15分。
執筆協力者PROFILE
世界遺産をテーマに、文化・歴史・自然の魅力を多角的に伝えるPodcast番組を展開。遺産の価値に加え、現代に通じる暮らしの哲学や自然共生の視点を取り入れた発信を行う。大学や世界遺産関連施設での講演・イベント出演のほか、2025年大阪・関西万博での登壇も経験。
アクセス
イスタンブールからディヤルバクル空港まで飛行機で約1時間半、さらに空港からディヤルバクル要塞まで車で約15分。
執筆協力者PROFILE
世界遺産をテーマに、文化・歴史・自然の魅力を多角的に伝えるPodcast番組を展開。遺産の価値に加え、現代に通じる暮らしの哲学や自然共生の視点を取り入れた発信を行う。大学や世界遺産関連施設での講演・イベント出演のほか、2025年大阪・関西万博での登壇も経験。
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