エレファンタ島の石窟寺院群
高さ約5.5mの石刻彫像「三面のシヴァ神の胸像」

遺産DATA

地域 : 西・南アジア 保有国 : インド 所在地 : Maharashtra State, District Kolaba (Island of Elephanta) 分類 : 文化遺産 登録年 : 1987年 登録基準 : (i) (iii) 座標 : N18 58 0.012 E72 56 9

about

象の石像から名づけられた島はシヴァ信仰の中心地

インド西部のムンバイ湾に浮かぶ島(旧名ガラブリー島)は、16世紀にポルトガル人が上陸した際、巨大な象の石像があったことから「エレファンタ島」と名付けられました。ここにはヒンドゥー教の石窟寺院があり、シヴァ信仰の中心地となっています。石窟寺院の建造時期は諸説ありますが、概ね6世紀ごろから8世紀にかけて造られたようです。この島には他に古代の考古学遺跡がいくつか存在し、紀元前2世紀ごろから人々の居住の痕跡がみられます。

三面のシヴァ神の胸像「サダシヴァ」

石窟のなかでもっとも重要な第1窟は、奥まで39mという大きなもので、その奥の壁面に彫られている高さ約6mの石刻彫像が三面のシヴァ神「サダシヴァ」です。シヴァ神の3つの側面である「創造者」(正面)、「維持者」(右面)、「破壊者」(左面)を表しています。これはインドにおけるヒンドゥー教美術の最高傑作のひとつといわれています。

アクセス

エレファンタ島はムンバイのインド門からフェリーで1時間ほどの場所にある。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。

遺産DATA

保有国 : インド
所在地 : Maharashtra State, District Kolaba (Island of Elephanta)
分類 : 文化遺産
登録年 : 1987年
登録基準 : (i) (iii)
座標 :N18 58 0.012 E72 56 9

アクセス

エレファンタ島はムンバイのインド門からフェリーで1時間ほどの場所にある。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。