個々の建物の美しさよりも、調和のとれた都市景観が重視された
about
干拓事業により発展した都市と周辺の田園風景との調和
イタリア北東部、ポー川のデルタ地帯は数千年にわたり人が定住し、中世より発展してきましたが、14世紀からのエステ家の統治下でさらに有力な都市へと発展しました。エステ家は広範な干拓事業と建設プロジェクトを展開し、都市と周辺の田園風景の調和をはかり、独特の景観を作り出しました。さらに各地からルネサンスの芸術家たちを招き、創作活動を支援しました。建築物としてはエステンセ城やスキファノイア宮殿、サン・ジョルジョ大聖堂などがあります。
遠近法に基づく最初の都市計画の事例
ここが「ルネサンス都市」と呼ばれる所以は、1492年にフェッラーラ公国の首都機能を充実させるために新街区の拡張を計画し、その設計をルネサンス建築家のビアージョ・ロセッティに命じたことです。彼は人文主義の理念と都市計画の調和を図るべく「エルクレア拡張計画」というプランを作ります。これは、遠近法に基づく最初の都市計画の例でした。ここにルネサンスの「理想都市」が実現したのです。
アクセス
フェッラーラへはボローニャ空港からの直通バスが便利。所要時間は約1時間。
執筆協力者PROFILE
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
アクセス
フェッラーラへはボローニャ空港からの直通バスが便利。所要時間は約1時間。
執筆協力者PROFILE
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
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