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人類進化の定説に影響を与える発見も
南アフリカ北東部のスタークフォンテン渓谷一帯には多くの石灰岩洞窟があります。ここからは、400万年前から100万年前の間に生きていた初期人類の化石が多数出土しており、アフリカ大陸が人類発祥の地であることを明らかにするものです。スタークフォンテン渓谷は、1999年にスワートクランズ、クロムドラーイ地区とともに世界遺産登録され、2005年にはマカパン渓谷、タウング頭骨化石遺跡が追加登録されました。これらの遺跡群では、現在もなお新しい発見が続いています。20世紀末には「リトル・フット」と称される367万年前の猿人の骨格化石が、2013年には「ホモ・ナレディ」と命名された、新種のヒト属の化石も発見されています。
初期人類の直立二足歩行を究明するための証拠
1924年、タウングという鉱山町の石灰岩採石場で、ある頭蓋骨が発見されました。これは、霊長類の子どもの頭蓋骨の化石であると断定され、「アウストラロピテクス・アフリカヌス」(〈アフリカの南の猿〉の意味)と命名されました。推定年齢33歳のこの頭蓋骨は、「タウング・チャイルド」と呼ばれています。ここでは他にも様々な初期人類の化石が見つかっており、どのように直立二足歩行ができるようになっていったのか、その進化を究明する上で、重要な証拠となっています。
アクセス
スタークフォンテン洞窟までは、ヨハネスブルグから車で約1時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
スタークフォンテン洞窟までは、ヨハネスブルグから車で約1時間。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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