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人間活動の拠点から隔絶された環境下での生物進化と生物圏
南インド洋に点在する島々で、クローゼ諸島、ケルゲレン群島、サン・ポール群島、アムステルダム群島、60の小さな亜南極諸島から構成されています。世界有数の鳥類や海洋哺乳類の生息地となっています。特にオウサマペンギンやキバナアホウドリの個体数は世界最大規模を誇ります。地球上最後の手つかずの自然と称される一帯は人間の活動拠点から隔絶された環境下にあり、生物進化の過程が良好な状態で保存されています。

世界最大規模のオウサマペンギン群体を有するクローゼ諸島
クローゼ諸島は全て火山起源の5つの島々で構成されています。年間平均気温は5℃ほどです。年間を通して風速100㎞/hを超える強風が吹き、ピーク時には風速180km/hを超えることもしばしばあります。クローゼ諸島には世界最大のオウサマペンギンの群体を有する島があり、オウサマペンギンを含む4種のペンギンが生息しています。またクローゼ諸島では雪が降ることはありますが、積もり続けることはめったにありません。
約4000万年前に形成された域内で最も古い島:ケルゲレン群島
ケルゲレン群島は湾やフィヨルドを有する島で、年間平均気温は4.5~6℃ほどです。ケルゲレンキャベツという特徴的な種も生息しています。冷たい南極海水と暖かいインド洋の海水が混ざり合うことで食物連鎖が促進されています。多くの海洋動物が生息し、特に繁殖に陸地を必要とする動物にとって絶好の場所となっています。一方で一部地域では外来動物によって本来の生態系が大きく変化しつつあります。
アクセス
基本的に島へのアクセス規制がなされており、完全保護区域や調査区域への立ち入りは禁止されている。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
アクセス
基本的に島へのアクセス規制がなされており、完全保護区域や調査区域への立ち入りは禁止されている。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
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