about
16世紀に金融業で潤ったジェノヴァ
イタリア北西部、リグーリア州の港街ジェノヴァには、世界遺産となっている「ストラーデ・ヌオーヴェ」と「パラッツォ」があります。16世紀半ばに、ジェノヴァの金融業者はスペイン王室へ出資し、御用銀行家となったことで、この街は経済的に最盛期を迎えました。政府の権力者でもあった貴族たちは、各国からの賓客をもてなすため、新街路(ストラーデ・ヌオーヴェ)をつくり、通り沿いに次々と宮殿や邸宅(パラッツォ)を建て、「ロッリ」と呼ばれるリストに登録しました。個人邸宅に宿泊施設としての役割も持たせたこの制度は、非常にユニークなものでした。
上流社会でも評判の豪華絢爛な建物
宮殿や邸宅は3階建てか4階建てに統一され、豪華な屋外階段や中庭、エントランスホールなどを備えていました。ルネサンス様式やバロック様式の豪華絢爛な建物は、当時のヨーロッパの上流社会でも評判となりました。ロッリに登録されていた宮殿や邸宅42軒が世界遺産に含まれています。このうち、「ドーリア・トゥルシ宮殿」は現在市庁舎になっていますが、そこには、ジェノヴァ出身のヴァイオリニストであるニコロ・パガニーニが愛用したヴァイオリンが所蔵されていることでも知られます。
アクセス
ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅から徒歩15分から20分ほど。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
アクセス
ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ駅から徒歩15分から20分ほど。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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