ゴンバデ・カーブース
上から見ると十芒星を思わせる形をしている(©Farzaaaad2000/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0

遺産DATA

地域 : 西・南アジア 保有国 : イラン・イスラム共和国 所在地 : Golestan Province 分類 : 文化遺産 登録年 : 2012年 登録基準 : (i) (ii) (iii) (iv) 遺産の面積 : 0.014754㎢ バッファ・ゾーン : 0.178551㎢ 座標 : N37 15 28.9 E55 10 8.4

about

初期イスラム建築の革新的な設計と幾何学的で斬新なデザイン

ゴンバデ・カーブースは、イラン北部にある、ズィヤール朝の首都だったゴルガン(またはジョルジャン)の近くに1,006年に建設された高さ53mの焼きレンガ造りの塔です。形はやや先細りの円筒形で先端部は円錐形となっています。内部は空洞で初期のムカルナス様式の装飾があり、壁の厚さは3m近くあります。土台部分の碑文にはアラビア語で「アミール・カーブース・ワシュムギール自身が生きている間に建設を命じた」と書かれており、この時期のズィヤール朝皇帝でアラビア詩人でもあったカーブースのための建造物であることがわかります。初期イスラム建築の革新的な設計と幾何学的で斬新なデザインは、これ以降イランだけでなく中東・中央アジアへと広まっていきました。建設1000年を迎えた後2012年に世界遺産に登録されました。

アクセス

テヘランから車で約8時間。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。

遺産DATA

所在地 : Golestan Province
分類 : 文化遺産
登録年 : 2012年
登録基準 : (i) (ii) (iii) (iv)
遺産の面積 : 0.014754㎢
バッファ・ゾーン : 0.178551㎢
座標 :N37 15 28.9 E55 10 8.4

アクセス

テヘランから車で約8時間。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。