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アルバトロスの集団営巣地
英国の世界遺産であるゴフ島とインアクセシブル島は、アフリカ大陸の南端と南アメリカ大陸の南端との中間に位置する、南大西洋上に浮かぶ島です。この2つの島は人間界から隔絶され、亜寒帯の海洋性気候でしばしば暴風雨に見舞われる厳しい自然環境にあります。断崖が続く海岸線には、アルバトロス(アホウドリ)などの海鳥が、巨大な集団営巣地を形成しています。ゴフ島には、固有種の陸鳥が2種、固有種の植物が12種生息しており、また、インアクセシブル島ではマメクロクイナが有名ですが、これは「飛べない鳥」として世界で最も小さい種です。
ゴフ島の居住者は気象観測所の科学者だけ
本遺産は地球上に残存する手つかずの自然環境の一つです。2億年以上前の火山活動でできたゴフ島は、16世紀の大航海時代にポルトガル人が発見しました。それからしばらく後、1731年にイギリス人のゴフ船長に再発見され、その島は彼の名で呼ばれるようになりました。ゴフ島には、恒久的に人が住んだことはなく、1956年から機能する気象観測所の科学者だけが居住者です。なお、ゴフ島には外来種のハツカネズミが侵入しており、これによる問題がたびたび報じられてきました。絶滅危惧種のズキンミズナギドリのヒナがハツカネズミの格好の餌食となっているため、それら生態系維持のための対策が講じられています。
アクセス
一般旅行者が上陸するのは、極めて困難。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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一般旅行者が上陸するのは、極めて困難。
執筆協力者PROFILE
北海道出身。高校時代にAFSでタイ王国へ交換留学。その後、同志社大学へ進学し、卒業後は専門紙記者として10年働いたのち、一般メディアで編集および取材活動に従事。世界遺産検定マイスター。特に好きな分野は、一神教などの宗教・信仰関連遺産。趣味は華道。
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