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11世紀から12世紀にかけて建てられた3つの大寺院
9世紀から数百年にわたり南インドを支配したチョーラ朝の王たちが残したヒンドゥー教の寺院群です。11世紀から12世紀にかけて建てられた3つの大寺院があり、最初の首都タンジャーヴールには「ブリハディーシュワラ寺院」、次に遷都したガンガイコンダチョーラプラムにも同名の「ブリハディーシュワラ寺院」、そしてダラシュラムの「アイラーヴァテシュヴァラ寺院」です。これらの寺院は、建築・彫刻におけるチョーラ朝のすばらしい業績を今に伝えています。
それぞれ特徴のある寺院群
11世紀初頭ラージャラージャ1世により建てられたタンジャヴールの寺院は、直線的で厳格な雰囲気がありますが、ラジェンドラ1世によって建立され1035年に完成したガンガイコンダチョーラプラムの寺院は、高さ53メートルのヴィマーナ(聖域塔)を持ち、角が凹んで優雅な上向きの曲線を描く形状が特徴です。ラージャラージャ2世がダラシュラムに建立したアイラーヴァテシュヴァラ寺院は、高さ24メートルのヴィマーナと石造のシヴァ像を特徴です。
アクセス
ダンジャーヴールは、チェンナイ・エグモア駅から急行電車で6~7時間、またはエクスプレスバスで8時間。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
アクセス
ダンジャーヴールは、チェンナイ・エグモア駅から急行電車で6~7時間、またはエクスプレスバスで8時間。
執筆協力者PROFILE
早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。
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