about
銀の採掘で大発展した歴史都市
グアナフアトはメキシコ中央部の標高2000mの場所に位置し、16世紀に銀鉱山が発見されたことをきっかけに植民都市が築かれました。18世紀には世界有数の銀の採掘地となり、銀産出量は全世界の4分の1を占めるほどでした。しかし銀によって富を得ていたのは一部のスペイン人であったため、19世紀初頭には都市周辺で反乱軍が蜂起し、メキシコ独立運動で反乱軍が初勝利をおさめました。また本世界遺産は2010年に登録された世界遺産「カミノ・レアル・デ・ティエラ・アデントロ」にも含まれています。
国際イベントも行われるフアレス劇場
グアナフアトの名所の一つであるフアレス劇場は、様々な国際イベントが開催されています。セルバンテス国際芸術祭もこの劇場で開催されます。19世紀後半から20世紀初頭にかけて建設された劇場は、1903年の「アイーダ」の上演とともに開館されました。ローマ風の建築様式で、ホール内部はムーア式の折衷的な建築です。内部のバルコニー等にはアラベスク模様が施されています。
アクセス
レオン国際空港から約100㎞。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
Properties
バレンシアナ教会
Iglesia de la Valenciana (Templo de San Cayetano)
グアナフアト大聖堂
Basílica Colegiata de Nuestra Señora de Guanajuato
地下道
Calle Subterranea
ラ・コンパニア教会
Templo de la Compañía de Jesús
アクセス
レオン国際空港から約100㎞。
執筆協力者PROFILE
筑波大学人文・文化学群人文学類在学。2021年度「世界遺産✕SDGsチャレンジ!」小論文部門、2022年度「世界遺産✕SDGs教員養成プログラム」で最優秀賞。現在は中央アジアを中心とする無形文化遺産の保護や活用について関心がある。
Similar Heritage
特徴が似た遺産を探す