ハンピの都市遺跡
儀式に使われた石造りのラタ(山車)。ラタが通るための広い山車通りもある

遺産DATA

地域 : 西・南アジア 保有国 : インド 所在地 : Karnataka, Bellary District 分類 : 文化遺産 登録年 : 1986年 範囲変更年 : 2012年 危機遺産 : 1999年~2006年 登録基準 : (i) (iii) (iv) 遺産の面積 : 41.8724㎢ バッファ・ゾーン : 194.5362㎢ 座標 : N15 18 51.984 E76 28 18

about

ドラヴィダ様式の壮麗な建築物が残る遺跡

インド南部のハンピには、14~16世紀にかけて南インドを支配した最後のヒンドゥー教王国ヴィジャヤナガル王国(「勝利の都」という意味)の都市遺跡があります。この都市は7重の城壁を巡らせた堅固な要塞都市であったとされ、約26㎢の範囲に王宮や寺院、バザールなどが建ち並んでいました。しかし1565年にイスラム勢力によって蹂躙され放棄されました。現在残っているのは、最も神聖な聖域とされる「ヴィルーパークシャ寺院」と、石造りのラタ(山車)が有名な「ヴィッタラ寺院」などです。これらの寺院は、当時王国で広まっていたドラヴィダ様式で建てられており、規模の大きさや塔門(ゴープラ)、回廊、精緻な彫刻が特徴です。また、世俗建築にはイスラム建築の要素も取り入れられており、女王の浴場や象舎などで見ることができます。

ヘマクタ寺院群
ヘマクタ丘陵にあるヘマクタ寺院群。他の寺院群を見渡せるやや小高い丘にある(©Shreyas/Adobe Stock)

アクセス

K.S.R.ベンガルール駅から急行電車で9~13時間。または、ハイデラバードから急行かバスで11~12時間でホスペットへ、そこからハンピまではバスで30分。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。

遺産DATA

保有国 : インド
所在地 : Karnataka, Bellary District
分類 : 文化遺産
登録年 : 1986年
範囲変更年 : 2012年
危機遺産 : 1999年~2006年
登録基準 : (i) (iii) (iv)
遺産の面積 : 41.8724㎢
バッファ・ゾーン : 194.5362㎢
座標 :N15 18 51.984 E76 28 18

アクセス

K.S.R.ベンガルール駅から急行電車で9~13時間。または、ハイデラバードから急行かバスで11~12時間でホスペットへ、そこからハンピまではバスで30分。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。