ホラショヴィツェの歴史的集落
パステルカラーが特徴的な南ボヘミアのバロック様式の家屋

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : チェコ共和国 所在地 : South Bohemian Region 分類 : 文化遺産 登録年 : 1998年 登録基準 : (ii) (iv) 遺産の面積 : 0.114㎢ バッファ・ゾーン : 3.675㎢ 座標 : N48 58 10.7 E14 16 21.4

about

田園地帯に調和する近世ボヘミアの多彩な建造物

ホラショヴィツェは、チェコ共和国南部の南ボヘミア州で最も大きな街であるチェスケー・ブジェヨヴィツェの西15㎞に広がる田園地帯にある小さな村で、世界遺産で知られるチェスキー・クルムロフの北24㎞に位置します。この村の土地は、13世紀にボヘミア王がシトー会派のヴィシー・ブロト修道院に寄進したもので、中世から続く伝統的な農村の景観が今も残されています。南北に延びたほぼ長方形の共有の緑地広場の一角には小さな養魚池があり、その緑地を囲むように並木道に沿って120棟の民家が整然と並んでいます。そして、23の農場、ネポムクの聖ヨハネに捧げられた小さな礼拝堂、十字架、鍛冶場が配置されています。民家は18世紀から19世紀にかけてつくられた南ボヘミア地方特有の民族的バロック様式で、屋根や切妻の壁は黄色やピンクなどのパステルカラーに彩られ、装飾も施されています。礼拝堂は、高い鐘の形をしたファサードに特徴があり、屋根の上には鐘楼がもうけられています。平屋建ての鍛冶場と鍛冶屋の住居は、緑地広場の中央付近にあります。

ホラショヴィツェの歴史的集落
建物の上に小さな鐘が乗った礼拝堂(©gallas/Adobe Stock)

アクセス

プラハ本駅からチェスケー・ブジェヨヴィツェまで列車で2時間30分。そこからバスで40分(Jankov, Holasovice下車)。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー客員研究員

米国総合化学会社の日本法人にて海外人事部門などで40年間勤務した後、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻の博士課程を修了。博士(世界遺産学)。日本造園学会会員。日本シルク学会会員。元大東文化大学国際関係学部非常勤講師。

遺産DATA

保有国 : チェコ共和国
所在地 : South Bohemian Region
分類 : 文化遺産
登録年 : 1998年
登録基準 : (ii) (iv)
遺産の面積 : 0.114㎢
バッファ・ゾーン : 3.675㎢
座標 :N48 58 10.7 E14 16 21.4

アクセス

プラハ本駅からチェスケー・ブジェヨヴィツェまで列車で2時間30分。そこからバスで40分(Jankov, Holasovice下車)。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー客員研究員

米国総合化学会社の日本法人にて海外人事部門などで40年間勤務した後、筑波大学大学院人間総合科学研究科世界文化遺産学専攻の博士課程を修了。博士(世界遺産学)。日本造園学会会員。日本シルク学会会員。元大東文化大学国際関係学部非常勤講師。