ホレズの修道院
気品と優美さを併せ持つ独特の様式「ブルンコヴャヌ様式」の修道院

遺産DATA

地域 : ヨーロッパ 保有国 : ルーマニア 分類 : 文化遺産 登録年 : 1993年 登録基準 : (ii) 遺産の面積 : 0.2248㎢ バッファ・ゾーン : 0.5729㎢ 座標 : N45 10 11 E24 0 26

about

ワラキアとギリシャの伝統が融合した建築様式

ルーマニア中部ワラキア地方西部のホレズ近郊に1690年に建てられた修道院です。当時の領主であったコンスタンティン・ブルンコヴァヌ公によって建造されたもので、彼とその家族はワラキアの多くの修道院や教会の建設に尽力し、それらは彼の名を取ったブルンコヴァヌ様式と呼ばれています。ホレズの修道院はこの様式を代表する建造物として知られ、ギリシャ十字型の土台の中央に主聖堂のカトリコン聖堂が置かれ、東西南北の四端に付属聖堂としての使徒聖堂、聖母聖堂、聖ステファヌス聖堂、天使聖堂が配置されています。主聖堂のカトリコン聖堂は1690年から1692年にかけて建設され、内装を含めてさらに2年後に完成しました。3つの側廊を持ち、非常に大きなナルテクス(拝廊)を持っており、これは16世紀初頭に建造されたクルテア・デ・アルジェシュ修道院の大聖堂に倣ったものです。内部下層の壁面は、コンスタンティン・ブルンコヴァヌとその妻、11人の子供達の奉納画で埋め尽くされており、エクソナルテクスの東壁には「最後の審判」が描かれています。これらの内部装飾や外観はワラキア独自の文化とギリシャから伝わった様式の融合が見られます。

ホレズの修道院
内部のイコン画もバルカン半島地域屈指の傑作とされている(©Iurii/Adobe Stock)

アクセス

ブカレストからホレズまでバスで約4時間、その後徒歩もしくはタクシー。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。

遺産DATA

保有国 : ルーマニア
分類 : 文化遺産
登録年 : 1993年
登録基準 : (ii)
遺産の面積 : 0.2248㎢
バッファ・ゾーン : 0.5729㎢
座標 :N45 10 11 E24 0 26

アクセス

ブカレストからホレズまでバスで約4時間、その後徒歩もしくはタクシー。

執筆協力者PROFILE

NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。