黄龍:歴史的・景観的重要地区
石灰華段丘にエメラルドグリーンの池と、アジアでも類を見ない景観が評価されている

遺産DATA

地域 : 東・東南アジア 保有国 : 中華人民共和国 所在地 : 四川省アバ・チベット族チャン族自治州 分類 : 自然遺産 登録年 : 1992年 登録基準 : (vii) 遺産の面積 : 600㎢ 座標 : N32 45 15.012 E103 49 20

about

天に向かって昇っていく龍に例えられた景勝地

黄龍は、中国四川省北西部の岷山山脈の主峰のひとつ、玉翠山麓に広がる景勝地です。山麓の樹海に囲まれた渓谷には、水に含まれる石灰分が長い年月をかけて石灰棚を形成し、そうしてできたら3,000余りの湖沼が点在しています。山肌に沿って階段状に連なる石灰華段丘の様子が、あたかも山肌をうねりながら天へ昇る巨大な龍の鱗のように見えることから、「黄龍」の名が付けられたとされています。なかでも「黄龍彩池群」は最大規模の景勝地で、周囲の高山や渓谷、滝、林海が一体となった見事な自然景観を楽しむことができます。また、最も高い場所にある「五彩池」の水面は、見る場所や時間によって青や緑とさまざまな色に変化するのが特徴です。さらに、この地にはジャイアントパンダやキンシコウといった希少動物を含む多種多様な動植物が生息しており、その生態系の豊かさから、2000年にはUNESCOの生物圏保存地域にも指定されました。

アクセス

成田空港から成都まで直行便で約5時間半、そこから最寄りの四川九塞黄龍空港までフライトで約1時間。空港から黄龍へは、車を利用して約2時間。

執筆協力者PROFILE

アレセイア湘南高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

國學院大学文学部史学科卒。東海大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。文学修士。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師。世界遺産検定マイスター。歴史能力検定1級。世界史、世界遺産、ビッグヒストリーに関するさまざまな書籍の執筆・翻訳・監修を手掛けてきた。

遺産DATA

所在地 : 四川省アバ・チベット族チャン族自治州
分類 : 自然遺産
登録年 : 1992年
登録基準 : (vii)
遺産の面積 : 600㎢
座標 :N32 45 15.012 E103 49 20

アクセス

成田空港から成都まで直行便で約5時間半、そこから最寄りの四川九塞黄龍空港までフライトで約1時間。空港から黄龍へは、車を利用して約2時間。

執筆協力者PROFILE

アレセイア湘南高等学校教諭/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

國學院大学文学部史学科卒。東海大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。文学修士。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師。世界遺産検定マイスター。歴史能力検定1級。世界史、世界遺産、ビッグヒストリーに関するさまざまな書籍の執筆・翻訳・監修を手掛けてきた。