ウアスカラン国立公園
ターコイズブルーの氷河湖が点在。熱帯地域とは思えない氷河地形が広がる

遺産DATA

地域 : 南米 保有国 : ペルー共和国 分類 : 自然遺産 登録年 : 1985年 登録基準 : (vii) (viii) 遺産の面積 : 3400㎢ 座標 : S9 19 59.988 W77 24 0

about

世界最高峰の熱帯山脈とその美しい景観

ウアスカラン国立公園はペルーのアンデス中央部、世界最高峰の熱帯山脈コルディジェラ・ブランカ山群のほぼ全域に広がっています。​この公園は、標高約2,500mから6,000m以上に及ぶ多様な標高帯を有し、27の6,000m級の雪山を含む壮大な景観が広がっています。​特に、標高6,768mのウアスカラン山はペルー最高峰であり、同国の象徴的な存在です。他にもトルコブルーの美しいヤンガヌコ湖などがあります。

豊かな生物多様性と固有種の宝庫

この地域は、標高や地形の多様性により、さまざまな生態系が共存しています。​約800種の植物が生育し、その中にはプヤ・ライモンディなど様々な植物が含まれています。​動物相では、ビクーニャ、アンデスコンドル、ジャガー、アンデス山猫などが生息し、特にビクーニャは1960年代に絶滅の危機に瀕していましたが、現在は保護活動の成果として個体数が回復しています。

アクセス

ワラスの旅行会社や宿泊施設でツアー参加が一般的。ワラスまでは国内線がなくリマからバスで約7~8時間。

執筆協力者PROFILE

たまやん
たまやん
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。

遺産DATA

地域 : 南米
保有国 : ペルー共和国
分類 : 自然遺産
登録年 : 1985年
登録基準 : (vii) (viii)
遺産の面積 : 3400㎢
座標 :S9 19 59.988 W77 24 0

アクセス

ワラスの旅行会社や宿泊施設でツアー参加が一般的。ワラスまでは国内線がなくリマからバスで約7~8時間。

執筆協力者PROFILE

たまやん
たまやん
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター

福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。