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「世界初」の鉄橋、アイアンブリッジ
イギリス中部、バーミンガム西部のセヴァーン川上流に位置するアイアンブリッジ峡谷には、18~19世紀の産業革命期の象徴ともいえる鉄鋼業地帯が広がっています。 この峡谷に架かるアイアンブリッジは、全長約60m、総重量約400tというスケールで世界初の鉄橋として誕生し、峡谷の名称の由来となりました。 アイアンブリッジは、産業革命期のイギリスで発展した製鉄技術と大量生産を背景に、輸送効率の向上を目的として建設されました。そして1781年に開通してから約250年が経った現在、歩行者専用ではありますが、今も渡ることができます。
エイブラハム・ダービー1世の開発した画期的な製鉄法
アイアンブリッジをはじめとする鉄製の建造物が建設されるようになった要因には、画期的な発明がありました。エイブラハム・ダービー1世が1709年に石炭コークスを使って鉄鉱石を溶解する方法を開発し、銑鉄の大量生産を実現させたことです。この技術革新は産業革命の発展を支え、同じイギリスの『ブレナヴォン産業景観』などと共に、イギリスの歴史を刻んだ貴重な遺産といえます。
アクセス
バーミンガムからシュールズベリーまで車で1時間ほど。
執筆協力者PROFILE
保育士の資格を取得後、2005年より児童関係の仕事に就く。仕事をしながら社会福祉士の資格を取得し、興味を持っていた世界遺産検定にも挑戦。世界遺産検定1級を複数回合格。現在は仕事と並行しながら保育や世界遺産を中心としたブログも執筆している。
アクセス
バーミンガムからシュールズベリーまで車で1時間ほど。
執筆協力者PROFILE
保育士の資格を取得後、2005年より児童関係の仕事に就く。仕事をしながら社会福祉士の資格を取得し、興味を持っていた世界遺産検定にも挑戦。世界遺産検定1級を複数回合格。現在は仕事と並行しながら保育や世界遺産を中心としたブログも執筆している。
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