about
アラブの品々とアフリカで産出する金を交換するインド洋貿易の拠点
モザンビーク島は、モザンビーク共和国ナンプラ州にあり、インド洋のモスリル湾の入り口に位置しています。本土の海岸からは約4㎞沖合にある石灰質サンゴ礁で,1960年代に建設された橋によって本土と結ばれています。島は東にゴア島とセナ島という2つの小さな無人島を持ち、群島を形成しています。この島は10世紀頃からアラブの品物とアフリカで産出される金を交換するインド洋貿易の拠点として栄えてきました。アラブ商人たちは街を建設し、真珠、象牙、銀などを使った象嵌細工の技術や、繊細な彫刻が施された建築物など、アラブの文化を伝えました。
ポルトガル植民地政府の最初の所在地
1498年にヴァスコ・ダ・ガマがインド航路開拓の途中に上陸して以降、島にはポルトガル人が次々と入植していきました。1507年にはポルトガルが城砦と軍港を整備し、ポルトガル領東アフリカの首都が置かれて海洋貿易の拠点にもなりました。しかし、1869年にスエズ運河が開通すると急速に衰退し、1898年に首都がロウレンソ・マルケス(現在のマプト)へ移されたため、モザンビーク島は交易都市としての重要性を失いました。そのため、モザンビーク独立後の内戦においても大きな被害を受けることなく、世界遺産の街並みと歴史的建造物を今に残しています。
アクセス
まず西に100kmほどの都市ナンプラを目指す。ナンプラ空港へは、モザンビークの首都マプトのほかヨハネスブルグやナイロビ、ダルエスサラームからも便がある。距離的にはモザンビーク島により近いナカラ空港もあるが、こちらはマプトとの間にしか就航便がない。両空港からモザンビーク島までは車での移動となる。ナンプラからモザンビーク島までは車でおよそ3時間。モザンビーク島はアフリカ本土と長さ約3.4kmほどの橋でつながっているので車でそのまま島内に乗り入れることができる。
執筆協力者PROFILE
國學院大学文学部史学科卒。東海大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。文学修士。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師。世界遺産検定マイスター。歴史能力検定1級。世界史、世界遺産、ビッグヒストリーに関するさまざまな書籍の執筆・翻訳・監修を手掛けてきた。
アクセス
まず西に100kmほどの都市ナンプラを目指す。ナンプラ空港へは、モザンビークの首都マプトのほかヨハネスブルグやナイロビ、ダルエスサラームからも便がある。距離的にはモザンビーク島により近いナカラ空港もあるが、こちらはマプトとの間にしか就航便がない。両空港からモザンビーク島までは車での移動となる。ナンプラからモザンビーク島までは車でおよそ3時間。モザンビーク島はアフリカ本土と長さ約3.4kmほどの橋でつながっているので車でそのまま島内に乗り入れることができる。
執筆協力者PROFILE
國學院大学文学部史学科卒。東海大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。文学修士。NPO法人世界遺産アカデミー認定講師。世界遺産検定マイスター。歴史能力検定1級。世界史、世界遺産、ビッグヒストリーに関するさまざまな書籍の執筆・翻訳・監修を手掛けてきた。
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