東九陵。ソウル中心部から北東に約15㎞の場所にある、王墓群で最大規模のもの
about
伝統儀礼が今も息づく陵墓
『朝鮮王朝の王墓群』は、14世紀末から20世紀初頭にかけて築かれた歴代国王と王妃の墓で、自然と人の調和を重んじる「風水(プンス)」の思想に基づいて配置されています。山と水の調和がとれた地形を選び、俗から聖へと続く空間構成が設けられたその景観は、儒教文化における祖先崇拝の理念が体現されています。また、建築物群や石像、儀礼の道具などが体系的に配置され、自然環境と融合した独自の葬送文化を築いた点で、東アジアの墓制史における発展段階を示す重要なものになっています。現在も王室関係者や奉祭会によって年に1度の祭礼が続けられ、生きた伝統として受け継がれています。
アクセス
【東九陵】ソウル・清凉里駅から九里駅まで電車で約15分、さらにタクシーで王墓群まで約5分。
執筆協力者PROFILE
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ
世界遺産をテーマに、文化・歴史・自然の魅力を多角的に伝えるPodcast番組を展開。遺産の価値に加え、現代に通じる暮らしの哲学や自然共生の視点を取り入れた発信を行う。大学や世界遺産関連施設での講演・イベント出演のほか、2025年大阪・関西万博での登壇も経験。
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【東九陵】ソウル・清凉里駅から九里駅まで電車で約15分、さらにタクシーで王墓群まで約5分。
執筆協力者PROFILE
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師/世界遺産検定マイスター/Podcast「行きたくなる世界遺産!」パーソナリティ
世界遺産をテーマに、文化・歴史・自然の魅力を多角的に伝えるPodcast番組を展開。遺産の価値に加え、現代に通じる暮らしの哲学や自然共生の視点を取り入れた発信を行う。大学や世界遺産関連施設での講演・イベント出演のほか、2025年大阪・関西万博での登壇も経験。
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