about
第一次・第二次世界大戦期の都市設計への新たなアプローチ
大戦間期は、オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊を受けて、中欧や東欧において独立国家や都市の建設プロジェクトが惹き起こされた時代です。各地で起こったモダニズム(近代建築)運動による都市建設とは異なり、建築家ヨジェ・プレチニクは、都市に暮らす「人間」を中心としたアプローチを行っています。緑の遊歩道や水路沿いの遊歩道を都市の軸として捉え、それを中心として旧来の教会や庭園といった施設なども都市のネットワークの構成要素として構築しています。他の都市計画における「機能」のみを優先した都市計画ではなく、様々な用途を結びつけることで、都市全体に新たなアイデンティティをもたらしました。
建築家ヨジェ・プレチニク
ヨジェ・プレチニク(Jože Plečnik、1872-1957)は、1872年にリュブリャナで生まれ、青年期にはウィーンでウィーン分離派の代表的な建築家として知られるオットー・ヴァーグナーの元で学びました。その後1921年にリュブリャナに戻り、新設されたリュブリャナ大学の教授に就任し、リュブリャナの都市計画を手掛けました。
アクセス
東京からリュブリャナ空港まで経由便で約17~21時間、リュブリャナ空港から市内へはバス等で30~40分。
執筆協力者PROFILE
2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。
アクセス
東京からリュブリャナ空港まで経由便で約17~21時間、リュブリャナ空港から市内へはバス等で30~40分。
執筆協力者PROFILE
2017年世界遺産検定1級合格。2018年世界遺産検定マイスター合格。2020年世界遺産アカデミー認定講師登録。福井県唯一の世界遺産アカデミー認定講師として、県内の公民館等での生涯学習講座講師として活動中。世界遺産プランニングチームpassword・『みんなで勉強会』リーダー。
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