about
様々なタイプの活火山が見られる「火山の博物館」
ロシアのユーラシア大陸北東部、カムチャッカ半島にある6つの火山が世界遺産登録されています。カムチャッカ半島には300以上の活火山があり、比較的規模の小さな爆発を繰り返す「ストロンボリ式」、粘り気の少ないマグマが連続的に流れ出す「ハワイ式」など様々なタイプの活火山があることから「火山の博物館」とも呼ばれています。カムチャッカ半島の3,000mを超える山は、活火山であっても氷河や氷帽が見られ、複雑で険峻な地形を作り出しています。
その地理的環境から独自の生態系が維持されている
カムチャッカ半島は気候的には亜寒帯からツンドラ気候に属しています。ユーラシア大陸から孤立しているこの地は様々な動植物の生息地となっており、ヘラジカ、ヒグマ、ラッコ、カラマツ、モミなど、32種の哺乳類、240種の鳥類のほか、1,300種類の植物が見られ現在も独自の生態系が維持されています。『カムチャッカ火山群』は自然遺産の登録基準である(ⅶ)(ⅷ)(ⅸ)(ⅹ)の4つすべてを満たしています。
アクセス
玄関口となるペドロパブロフスク・カムッチャカスキーまで飛行機。
執筆協力者PROFILE
保育士の資格を取得後、2005年より児童関係の仕事に就く。仕事をしながら社会福祉士の資格を取得し、興味を持っていた世界遺産検定にも挑戦。世界遺産検定1級を複数回合格。現在は仕事と並行しながら保育や世界遺産を中心としたブログも執筆している。
アクセス
玄関口となるペドロパブロフスク・カムッチャカスキーまで飛行機。
執筆協力者PROFILE
保育士の資格を取得後、2005年より児童関係の仕事に就く。仕事をしながら社会福祉士の資格を取得し、興味を持っていた世界遺産検定にも挑戦。世界遺産検定1級を複数回合格。現在は仕事と並行しながら保育や世界遺産を中心としたブログも執筆している。
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