カジランガ国立公園
サイの角の漢方薬(犀角(さいかく))のために密猟され、現在は絶滅危惧種となっているインドサイ

遺産DATA

地域 : 西・南アジア 保有国 : インド 所在地 : State of Assam 分類 : 自然遺産 登録年 : 1985年 登録基準 : (ix) (x) 遺産の面積 : 429.96㎢ 座標 : N26 40 0 E93 25 0

about

地球上に生息するインドサイ2,000頭のうちの1,200頭が確認できる地

インド東部アッサム州にある世界最大のインドサイの保護区です。インド第二の大河ブラフマプトラ川の流域に広がる広さ42,996haの国立公園で、定期的な川の氾濫によってできる「ジールス」と呼ばれる小湖沼が、インドサイの絶好の生息地となっています。インドサイは、その角が漢方薬として珍重されたため、密猟され絶滅の危機に瀕していました。現在地球上で2,000頭ほどが生息しているとされるインドサイのうち1,200頭がこの地で確認されています。また、トラ、象、水牛などの貴重な生物の他、多くの鳥類も生息しています。

アクセス

コルカタ(カルカッタ)から国内線で約1時間ほどでアッサム州のグワーハーティー国際空港へ、そこから車で約4時間。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。

遺産DATA

保有国 : インド
所在地 : State of Assam
分類 : 自然遺産
登録年 : 1985年
登録基準 : (ix) (x)
遺産の面積 : 429.96㎢
座標 :N26 40 0 E93 25 0

アクセス

コルカタ(カルカッタ)から国内線で約1時間ほどでアッサム州のグワーハーティー国際空港へ、そこから車で約4時間。

執筆協力者PROFILE

細谷 正文
細谷 正文
大東文化大学・フェリス女学院大学講師/NPO法人世界遺産アカデミー認定講師

早稲田大学卒業。損害保険会社勤務の傍ら世界遺産を勉強し、退職後いくつかの大学にて関連講座を担当。現在は大学講師と趣味の音楽(クラシック歌手)の二刀流。