about
2,000年以上にわたり描かれた岩絵の壮観なコレクション
アフリカのタンザニアの中央部にあるコンドアの岩絵遺跡群は、大地溝帯に隣接するマサイ断層の東斜面に位置する天然の岩窟や堆積岩の岩板に描かれており、その垂直な平面は、少なくとも2千年以上にわたり使用されてきました。2,336㎢以上の地域に、150以上の岩窟に描かれた画像群があり、その多くが高い芸術的価値を持っています。これらの岩絵は、南部および中央アフリカの岩絵との類似性を持ちながら、独特の筋状の様式や家畜の珍しい描写などがあり、狩猟採集民の岩絵としては最北端にある際立った例となっています。
狩猟採集民から農牧民への社会経済的変遷の証言
この広範で高密度な岩絵のコレクションは、数千年にわたりこの地域に住んでいた人々の社会経済的な基盤が、狩猟採集民から農耕牧畜社会へと変化していった様子と、それに伴う信仰や思想の変化を伝えるユニークな証言となっています。また、岩窟の一部は、現在でも近隣に住む人々によって儀式的な関連を持っており、彼らの信念、儀式、宇宙観の伝統を反映しています。岩絵が描かれた岩窟の周囲は森林や灌木地に囲まれており、土壌侵食の抑制と地下水の保持に役立っており、極めて重要な保護機能を果たしています。
アクセス
首都のダルエスサラームから国内線で約1時間半でドドマへ行ったあと、4WD車で約5時間かけてコンドアへ。各遺跡へはさらに車で約1時間。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
首都のダルエスサラームから国内線で約1時間半でドドマへ行ったあと、4WD車で約5時間かけてコンドアへ。各遺跡へはさらに車で約1時間。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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