about
時代を超えて日本を導いた、雅の都
東、北、西を豊かな緑の山で囲まれた盆地にある京都は794年に平安京として建設され、19世紀半ばまで日本の首都として栄えました。千年以上にわたり日本の政治・経済の中心地であるとともに、各時代の文化を牽引してきました。12世紀までの神社や寺院に多く見られる和様や、16世紀末から17世紀初頭に用いられた装飾の多い桃山様式などの日本を代表する建築様式の多くは、京都で洗練され日本各地に伝えられました。
火と時を越えて残された、日本の美と信仰のかたち
1467年から10年にわたる応仁の乱によって、京都は都市としての形を失うほどの被害を受け、古代からの多くの資産が消失しましたが、時の権力者や、経済力を高めていた町衆と呼ばれる有力市民らの手で再建・保護されてきました。長い歴史の中で消失や再建が繰り返されながらも、創建当初に近い姿で保存されている点も評価されています。17件の構成資産には、多くの国宝や重要文化財、特別名勝・史跡が含まれ、日本の木造建築の発展や、宗教建築の歴史を示しています。また、日本庭園の芸術も発展し、世界中の造園技術に影響を与えました。これらの遺産は、自然と調和した美しい景観を提供し、訪れる人々に深い感銘を与えています。
アクセス
京都駅を拠点に地下鉄やバスでの移動が一般的。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
アクセス
京都駅を拠点に地下鉄やバスでの移動が一般的。
執筆協力者PROFILE
福島県出身。世界遺産や絶景、離島などを求め、国内に留まらず70カ国以上を旅するほどの旅好き。普段は上場企業の会社員として働きながらトラベルライターや小笠原諸島のアンバサダーなど、世界遺産や旅を軸に多岐にわたり活動を行っている。
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